横浜桜木町・みなとみらい

大人のペン字教室 the BASICです

縦書きと横書き

どちらを書くことが多いですか？

とお伺いすると

圧倒的に多いのが

横書きです

日常での、メモや手帳など

ふと目につくもので手書きのものは

やはり横書きが主流かなと思います

なので、皆様

自分は横書きのほうが得意

と思っているようです

でも、実際に字を習い始めると

あれ？横書きって意外と難しい

縦書きのほうが書きやすいかも・・・

なんて声も多く聞かれます

（私も縦書きのほうが得意です）

行書は縦書きが書きやすい♪

先日のレッスンでの出来事

所属している教室に

中国人の方が習いにきているのですが、

その方は縦書きの文章を書くとき

いつも大きく右に曲がってしまうのです

色々お話を伺うと

なんと中国には

縦書きがほとんどない

ようなのです

本屋に行っても、全て横書きで

縦書きの本は全くないそう

（見たことないとも言っていた・・・）

新聞も、学校の教科書も全て横書き

昔の書物などを除いて

自分が生まれてから日常生活で

縦書きをみることがほぼなかったそうです

中国語はもともと

「繁体字」が使われていましたが

２０世紀半ば以降

難解な「繁体字」が読みやすく簡略化された

「簡体字」が普及し始め、

書きやすさ、読みやすさを重視した結果

そこから横書きが主流になったと言われています

簡体字は中国本土やシンガポール

香港、マカオ、台湾では

今でも繁体字が使われているそうです

画像はお借りしています

こう見ると、中国語よりも

日本語のほうが漢字が複雑に見えますね・・・

そして繁体字の複雑さが一目瞭然(>_<)

以前、台湾人の小学生に

ピアノを教えていたことがありました

その時彼女が勉強していたノートには

繁体字がびーーーーーーっちり書かれていて

小学生の漢字のレベルの高さに

驚いたことを思い出しました

その上平仮名・カタカナがないので

この繁体字で全て書かなければいけない

子供にとっては本当に大変だと思います

文章の７割は平仮名で占めている日本語

実は文字を書くには

とっても優しい国なのかもしれない・・・

教室に通っている中国人の生徒さん、

初めて日本に来た時

新聞も本もほとんど縦書きで

本当に衝撃を受けたそうです

数年経った今でもなかなか慣れず

とても読みづらくて時間がかかるらしい

いや〜知らなかった

こちらこそ衝撃的な話です・・・(°_°)

長年の習慣から

書けないだけでなく、

読むことすら難しいのですね・・・

字に対する理解が深まれば

縦書きも上手に書けるようになりますが、

慣れていないことは

うまくいかない原因の１つになるなと

改めて感じました

教室では横書きはもちろん

TRIALレッスンは横書きです

縦書きの練習もしながら

両方をバランスよく書けるよう

進めていきます

（日本では両方必要ですね！）

横書きのほうが得意

と思っている方も

実は慣れていないだけで

学んでいくうちに

縦書きの良さにも気づくかもしれません

学ぶことによって

新しい気づきが生まれる

きっと新鮮な気持ちになると思います(^-^)

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※2018年１月よりレッスン料金改定となります。

気になる方は、是非年内にご参加ください！

■レッスンスケジュール

（９０分レッスン）

【１１月】

~~26日(日) 11:00〜満席~~　　~~13:00〜満席~~

29日(水) 11:00〜残2　 ~~13:00〜満席~~

【１２月】

　~~３日(日) 11:00〜満席~~　~~13:00〜満席~~

　５日(火) ~~11:00〜満席~~　 13:00〜残1

　9日(土) 11:00〜残1　 13:00〜残2

~~15日(金) 11:00〜満席~~

17日(日) ~~11:00〜満席~~　13:00〜　残1

21日(木) ~~11:00〜満席~~　13:00〜

24日(日) 11:00〜

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縦書きのない国