原料はさとうきび(蔗)
と言う事は暖かい場所が
原産地です
西インド諸島です
善悪は別にして
このお酒は三角貿易により普及します
西インド諸島に奴隷を売る→糖蜜を輸入→アメリカで蒸留したラムをヨーロッパで売る→利益でアフリカから奴隷を買う
といった具合でした
しかし1808年奴隷取引廃止令が出るとペンシルバニアで穀物を原料にしたスピリッツにとって変わられます
ラムはさとうきびから砂糖の結晶を取ったあとの
糖蜜(モラセズ)から
作られます
絞り汁をそのまま水で
薄めて発酵させて作る
(アグリコール)ものもありますが…
イギリス海軍では水兵への支給として欠かせない酒だった事もあり海の男の酒という印象があります
実際にネイビーラムといった商品もあります
ラムには風味によって
ライトラム
ミディアムラム
ヘビーラム
また色によって
ホワイトラム
ゴールドラム
ダークラム
に分類されます
詳細は後日 カクテルに合わせながらという事で…
ちなみにこの酒を飲んだ
先住民が酔って
興奮したという意味の
(ランバリオン)の語頭が残ってラムという酒名に
なったといわれています