皮はバリっと、中はしっとり、グリュイエールとミックスペッパーコーン香る、長時間発酵の捏ねないカンパーニュ 。
 
 
現在、サワードウのルヴァンスターターを作成中。3度目でやっと成功しそうなところですが、まだできあがっていないので、今回もイースト使用しています滝汗
 
 
ちなみにDCエリアでは強力粉は買えるようになりましたが、いまだに全粒粉は売り切れ中です笑い泣きコロナ期間中大人気となった自家製酵母作り、そのブームはまだまだ冷めやらぬ様子目自分もその一人。というかまだ成功に至ってないあせる
 
 

アメリカで伝説となった捏ねないパンRecipe

 
 
image

 

2006年New York TimesコラムニストMark Bittmanによって紹介されたSullivan Street Bakery オーナー Jim Lahey のレシピ紹介

 

彼は、自分のレシピを多くの人に広めてもらうことを目的にレシピを公表しているため、彼の元レシピ、さらにインタビュアーであるMark Bittmanが、レビューなどを参考に後に改稿されたレシピをベーカーズ%と一緒に公開っ。Mark Bittman がオススメするように、強力粉で作る加水80%の彼のレシピの方が、作りやすくモッチリ感あり私は好みですドキドキ

 

 

 

 

この捏ねないパンのレシピ、当時何がそんなに衝撃だったのか。

 

  ✅ 捏ねる必要なし 

  ✅ 材料を混ぜたら長時間放置するだけ 

  ✅ 高熱耐性・密閉性のある鍋を使うだけで、ベーカリーのオーブン高温・スチーム環境を再現できる 

  ✅ 上記の方法だけで初心者でも簡単に泡が沢山、皮にハリのあるパンが焼ける 

 

 

New York Times 当時記事にされたJim Lahey氏のオリジナルレシピ

 Jim Lahey 捏ねないパン元記事こちら

 

材料 

  • オールパーパスフラワー(中力粉)または強力粉 3cup(385g)     100%
  • 水  1 ⅝ cup(385g)              100%    
  • インスタントイースト ¼ tsp(0.8g)             0.2%
  • 塩 1 ¼ tsp( 6.5g)                   1.7%
  • 打ち粉:コーンミールまたは小麦ブランなど
注意こちらのJim Lahey氏オリジナルレシピは、加水量が多いため生地がふにゃふにゃ過ぎてびっくりするかもしれませんが、あり得ない歪な形でダッチオーブンに投入しても、それなりの形のボコボコカンパーニュが出来上がりました。パン初心者にはMark Bittmanのレシピをお勧めします。

 

New York Times Mark Bittman による捏ねないパンのレシピ

Mark Bittman 1ヶ月後に改稿した元記事

 

材料 

  • オールパーパスフラワー(中力粉)または強力粉 430g     100%
  • 水  1½ cup(345g)              80%    
  • インスタントイースト 1g            0.2%
  • 塩 8g  (お好みで大さじ1まで増量可)               1.8%
  • 打ち粉:コーンミールまたは小麦ブランなど

 

手順は同じなので、まとめて記載します。

  1. 材料を全て混ぜる。
  2. 最低でも12時間、理想は18時間一次発酵させる。
  3. 一次発酵が終わったら、三つに畳んでベンチタイム15分。
  4. 生地をたたみ直す。キッチンタオルの上にコーンミールまた小麦ブランなど打ち粉をして、生地のつなぎ目を上に、タオルの上におく。さらに生地のうえから同様の粉を振りかける。2時間おいて二次発酵させる。
  5. 450F/230Cオーブンを、ダッチオーブンと一緒に余熱30分以上する。蓋も一緒に。
  6. 二次発酵終了後、火傷に気をつけながらダッチオーブンをオーブンから取り出し、生地のつなぎ目が上になるようにして、鍋に入れる。
  7. 450F/230C蓋をして30分、さらに蓋を外して15-30分焼く。

 

 

今回のチーズカンパーニュ 

 

今回は、Mark Bittmanのレシピで強力粉を使い、三分割して、ペッパーをたっぷりかけたグリュイエールチーズ80gを1cm角切りにしたものを均等に分けて、かご発酵させています。発酵かごのサイズは直径13cmのものを3つ使用しています。3つもあるので、オーブンに入れる時間差を埋めるのに、発酵が終わって焼かない2つは冷蔵庫に入れ、焼く20分程前には室温に出してから焼きました。

ダッチオーブンではなく、Lodgeのコンボクッカーを使用しています。浅いフライパンが2つ重なったもので、今後お家でカンパーニュを沢山焼く予定であれば絶対に購入をおすすめしますちゅー

 

普段はこのレシピで打ち粉にコーンミールを使い、皮をバリバリにするのが好きですが、今回はチーズを入れるので皮はシンプルにしました。

 

 

 

image

 

 

 

 

一次発酵は21℃で約20時間、二次発酵は約2時間かけています。打ち粉は、米粉と強力粉を混ぜたものを使用しました。オーブンは500F/260Cにロッジコンボクッカーと共に予熱し、生地を入れてから蓋をしてオーブン450F/230Cで20分、蓋を外して15分でいい感じに焼きあがりました。

 

 

 

image

 

 

 

とっても美味しくできました。

 

 

 

image

 

 

 

いただく直前に、350F/180Cオーブンで4−5分、スライスしてバターを塗った状態で焼くとさらに美味しくなりますドキドキ

 

トースターをお持ちの方はもちろんそちらでどうぞ。皮のバリっと感がさらに強調されます。

 

 

 

 

 

 

3つできたので、知り合いのお宅にお届けした際に頂いた、お庭に咲く美しい薔薇ピンク薔薇

 

 

 

 

 

 

色も形も私好みで、眺めているだけでも幸せな気分になりますデレデレ

 

可愛らしいピンク色が、7年前オーストラリアで描いたフルーツバスケットの時計の器に馴染んでいます。

 

 

 

 
 
 
それでは、美味しいパンを楽しまれる方もそうでない方も素敵な夜と一日をピンク薔薇
 
 

アメリカ発お役立ち情報満載のブログをこちらでcheck目

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村