塾に入るまで学校の教科書とシンパシーしてる家庭学習のPPをしていた。お直しと出来ないとこを私が教えると最大級の不機嫌になる娘、それに発狂する私。地元トップ高校卒業生の友人がおり、昔、なぜトップ校に行けたか問うと「宿題と直しを真面目にしてたからと思う。」と言った言葉を信じて娘にはお直しは必ずさせていた。PPをしてる時は子供との関係は最悪と引き換えに学校のテストの点数は90以上とれていた。
入室テスト後の面談で、家で通販の家庭学習をやっていて出来ていないところを教えるのに親子喧嘩になりお互い苦労するできないとこのカバーはどうしたらいいのか問うと、「分からないとこはとこは塾で質問できるような環境が整っています。」と。塾に入ったら、高い月謝を支払ってるのだし、相手はキングオブ面倒くさがりの娘を通塾する気にさせたプロ、分からない時、休んだときの補習システムが整っている、
塾にお任せしよう。もう今までみたいにギャーギャーいうのはやめよう。決心した。
しかし、いざ塾で授業を受けると、殆どわかっていない。特に算数。初日はがまんした。
新5年生始まりの算数は分数の足し算引き算からだった。その時は復習テストはまあまあ。過不足、つるかめとなるにつれて全く授業に着いていけなくなった。
国語の漢字の宿題もは毎回72問ある。初日は新しい漢字をノートに1行づつ書く余裕があったがすぐにそんな余裕はなくなった。
理科は更に植物からスタート、なぜ理科で計算?理解不能状態、それはイタリア語で授業を受けてるのではないか?
社会は地理からスタート、100均で日本地図を買ってトイレに貼って~今まで家族で行った思いで話をしながら~なんて甘っちょろい私だった。いきなり中華自民共和国や北朝鮮人民民主主義共和国、ロシア共和国連邦を正式名で、尖閣諸島、竹島問題、無理やん、、、目が点だった。
復習テストは初めは全教科70~60だったがあっという間に10~30になった。つまり授業に着いていけていない。塾に入って着いていけないなんて不毛で本末転倒だ。塾に行ってる意味ない。塾のない日は5時間、ある日は2~3時間宿題に追われ、他の習い事も継続してたこともあり、復習テストのお直しをしたり塾の授業以外で分からないところを聞きに行く時間が1分もなかった。
そして私は立ち上がった。口出すことにした。手出すことにした。
私は授業の前に予習し、娘が授業を受けて帰宅してから復習テストの直しと宿題を一緒にすることにした。