計算のテキストが終了した。
1回分が1ページで100回分、最後10回分くらいはテキストの中でも最難問で複雑もちろん間違いだらけでこれが彼を苦しめ
、
何度も怒り泣かした。
間違えるとイライラしコントロール不能になる。ごく稀にイライラしないミラクルな時がある。
夏期講習は連休が数回あったのでそこに遊びや旅行をぶち込んだため勉強漬けの日々と何もしない日があった。実際は旅行やお出かけの時も、グッドノーツでまとめた解けない問題もさせてた。
結果は、休み明けは感情制御不能になり勉強の感が鈍ってしまいグッドノーツの問題数では明らかに不足だった。
夏期講習後の休みが終えて時計算は残り3回、2回は揉めに揉め、ラストをする日は大分勉強脳を取り戻し全ての宿題を平穏に終え
「ゆっくりやで、丁寧な！」
「うん、いける」穏やかな笑顔
1問間違いのみでイラッとせず冷静に受け入れ直しができた。気持ちの持ち方完璧！
「なんか上手くいけた。イライラせーへんかったわ！」
「この気持ち、感覚覚えときや！」
有終の美で計算を終えた。めでたしめでたし。
で、2週目が始まった。
ラスト10回の難計算からの1回目は易しく楽じゃない〜。
「1回目やから簡単やで！」と開始させると間違えると
不機嫌になった。
「不機嫌になってるで。ヨギボウ(偽)を殴るか面白動画みるか平常心に戻し」
「面白動画」
を選択して怒りつつもブチ切れる事なく直しまでできた。
機嫌が完全に治った後で
「なんで今日はイライラしたん？」
「うーん、分からん」
「では質問を変える、どの辺からイライラしたん？」
「初めに間違えたどこから」
「第100回目の時はできたのになんで1回目ではイライラしたん？」
「うーん、(考えて)1回目やから簡単と思ってたのに難しかった。」
私の1回目やから簡単やで！て言ってたのに難しいやん！となり言って事と違う！となったんやね。
確かに1回目は4年生のラスト難計算から開始してるので5年生ほどでないけどやや複雑。そこを配慮せず容易に簡単と言ってやらせた私も悪かった。
息子には気持ちもフィードバックを繰り返して感情コントロールをできるように成長させ私はここに書いて振り返る。
中受はメンタル鍛錬
息子の機嫌を直してくれた動画はこれです。
「ヒィー公立はそんな事が起こるの？？あんたやったら無理やん！」
「手厚く充実してて羨ましい、うちは休んだら友達のノートとって休んだとこは自力で補わないといけない」と言ってた。
「ええわ。」と。何の未練もない様子。大学院の時のためにもどうかと勧めたが不要とのこと。未練0。
「大切にお預かりします。ご安心ください〜」だって！なのでスイカをお持ち帰りできた。でも揺れて割れたら補償しませんだって〜。さすがJAL！
「やりたくなかった。早く終わりたかった。」
←巻き込まれ事故)とやって解けたんやろ？その時のは？」
「早く終わりたいしかない」
「そう」
「急がば回れ」
「夏の作文まだしてかい。パソコンで、写真とって書かなああかん。」
パソコンをおもむろに出すと
「充電ない！」
「外側？内側？養分は師管？」
「親が良いことしたのは覚えててよぉ」
「植物Aはカ！！」と叫ぶと同時に
「流石ねーね、みんな生鶏肉たべてお腹壊したのにねーねーだけなんもなかったもんな。」
「ええよ」
「当たったの？？真隣やで？？」
「痛くなかった」
「お母さん、やったろか？」
パーン！！！
「恋バナしてるかな？進学や夢の話しか？」と思いながら娘と同世代の子達を眺めてた。
。どーしたの？息子？中受の向こう側に行った？長い氷河期から溶け出した気分よ。
「そう言うのやめたり」
夫にブチ切れ返された。
「えっ！小5の問題やで！?」