おはようございます。

お元気さんで! (^O^)


先ごろ、スマートフォン市場ではアップル社の人気機種「iPhone」の新シリーズがリリースされ、早速大変な人気を誇っております。


スゴイですよね。


でも・・・・・・。


よーく考えてみて、なぜ iPhone ばかりがこんなに売れるんでしょうか?


性能がいいから?


まぁ、多分、そうなんでしょうね。


しかし、iPhoneの売り場に行ってみると、カメラの解像度がどうとか、通信速度が早くなった事は多少書いてあったとしても具体的な数字で大きくPRする事もなく、容量も従来通りの表示・・・。


特に 「こんなに性能が良いですよー!」 なんてPRが見当たりません。


では、何でこんなに人を惹きつけているのか?


考えられるのは、例えば 

「デザイン」 。

シンプルで無駄のない姿が何とも美しい。


また、そのシンプルさを操作性の面でも追求した結果、

「使いやすさ」
または「解りやすさ」


もその大きな魅力となったようにも思います。


人によっては 

「安全性」 

を挙げるかもしれません。

ノー審査で危ないアプリが乱立するAndroidのOS機種よりも、事前にちゃんと審査を通り抜けたアプリが揃うiPhoneの方が安心度が断然高い。


もっと安直・・・・と言っては失礼ですが、まぁ軽めの理由として、

「みんなが使っているから」
という“安心感"


というのも大いに考えられます。

「みんなが使ってると、わからなくなった事でも、同じ機種を使っている人から教えてもらいやすいから」

という消費者の心理も見え隠れしますよね。


と、いろいろ挙げましたが、これらを見てみると、すべて

“消費者にとっての「価値」"

となっているのが、よく解ります。


「スペック(数的性能)」 を基準に買っている人は、一部のマニアだけで、一般の消費者の中にはほとんど居ません。


大半は、これらの “価値" に惹かれて購入しているものと考えられます。


そして、アップル社もスペックを前面に出す売り方はしていませんよね。


そうやっても消費者の心がつかめない、というのを理解しているからでしょう。


バージョンの古い時のものですが、当ブログでも度々採り上げているiPhoneのCMで、こんなのがあります。






かなりスグレモノのCMとして紹介させていただいていますが、他のメーカーのように 「このカメラは〇〇のハイスペックカメラで、〇〇の性能があって・・・・」 なんていうPRは一切ありません。


代わりに、

「□□な体験ができますよ」 

というのを訴えかけています。



また、例えばのこういう比較でも、よくご理解いただけるものと思います。


とある栄養ドリンクがあるとして、店内POPでどう訴求するか?


一つは “スペック提示型"





$赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



もう一つは “価値提示型"


$赤ネクタイの販促ツールドクター・NAKA-Gの  「お金をかけずに売上げアップを狙うマーケティング日誌」



あなたはどちらに 「ピン!」 ときましたか?


もう答えは出ていますよね。


このように、

消費者に「ピン!」と来させたいなら、
「スペック」よりも「価値」を訴求する


これです。


「iPhone がなぜ売れるのか?」 の答えがここにあると共に、ここから盗めるものをあなたの販促に生かしてみられてはいかがでしょうか。



それでは、今日はこの辺で。


あなたにとって、良い一日を!!!