おはようございます。
お元気さんで!(^O^)
これまで、当ブログでもいろいろと 「POPは設置した方がいいですよ」 とか 「絞り込んだターゲットに“呼びかけ"ましょう」 とか、消費者に向けての情報発信をおすすめしてきましたが、読者の中にはそれらをやりながらも、
「本当にこんなので人は興味を引いてくれるの?・・・」
と、作業をしながら半信半疑でおられる方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、その “半信半疑" の素になっている
「当事者意識って
どれぐらい感じてるの?」
についてお伝えしていきます。
例えば、街角でよく見かけるこんな感じの販促ボード。
これに対する率直な感想として、
「こんなの、けっこう街角で見かけるし、
ありふれていてあまりピンと来ないけど」
という感じで思われる方も多いのではないでしょうか。
それ、正解なのです!
「正解だったらダメじゃん!
消費者にピンと来させないと意味無いじゃん!」
と思われる方も多いと思います。
でも!
これは、あなたや健常者の人たちがピンと来ないだけなんです。
だって、あなたは 「血糖値が気になる方」 ではないから!
「血糖値が気になる方」 には
ちゃんとヒットするんです!
いつも “気になっている" 訳ですから。
だから、ピンと来るんですね!
もう一つ例を出すと、
例えばこの販促ボード。
これは、とある美容室の店先の販促ボードです。
これも秀逸な事例なのですが、
顔写真が出ているところに秀逸ポイントがあります。
ただこれだけ見せられても、
「ただ顔が載ってるだけじゃん!
確かに顔が出てると安心かもしれないけど、
そんなにもお客さんを寄せるポイントには
ならないと思うけど・・・・」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でも!
例えば、あなたがこの街に引っ越してきてまだ3日め、これまで引っ越しの準備などで忙しくなかなか髪を切れなかった状態だったとして、本当にそろそろちゃんと髪を切らないといけない、という状況だったとします。
周辺の街をぶらつきながら、店を探していたという状況であったなら・・・・
その時に見る、この顔写真のある販促ボードの 「引きつけ効果」 は、何もしていない店と比べると、安心感のPRという面で、とてつもない力を発揮する、という事になります。
簡単な話、
“入りやすさ" が断然違ってくる、
という話です。
よく引き合いに出される例として、ペットボトル500mlの水。
これをふつうの日常生活で見た場合 「ふ~ん・・・」 だけで終わるところを、カンカン照りの砂漠でノドがカラカラに乾いている状態で目にしたとするなら・・・・・
その引きつけパワーの落差たるや、想像に難くないですよね。
これが、実際に消費者が感じる 「当事者意識」 です。
あなたもこれまでに経験があるのではないでしょうか。
例えば、クルマの買い換えの時期が迫ってきている時に、例えばハイブリッドカーの購入を検討したとします。
そんな状態の中で街を歩くと、まぁ、やたらにハイブリッドカーが目につくこと。
プリウス、インサイト、フィット、アクア・・・・・
そこで思うのは、
「最近、やっぱりハイブリッドカーは多いね」
って事。
でも、実際の話は、その前から同じぐらい走っていた。
あなたが気づかなかっただけ。
あなたがハイブリッドカーに興味を持ったからこそ、やたらに目につくようになっただけの話なんですね。
つまり、あなたがハイブリッドカー関連の “当事者" になっただけの話なんです。
以上からの結論!
やっぱり、そういう 「当事者」 というのがちゃんと存在するのですから、そういうターゲットにしっかり突き刺さる販促はした方がいい!!
という事です。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!