おはようございます。

お元気さんで! (^O^)



ふだん、あなたのご商売でターゲットにするお客さんの欲求ってどんなものでしょうか?



例えば、


家電の炊飯器なら、

主婦の 「美味しく米を炊きたい」 


とか、


胃腸薬なら、

「飲んですぐ効く」 


とか、ですかね。



とにかく、想定するターゲット、そしてそのターゲットの置かれている状況など、そこにヒットするようにいろいろPRなども考える訳ですが。。。



やっぱり、そういうのって、ふつうは当然ながら “直接的" になりますよね。



例えば、上記の例なら、炊飯器なら 『主婦の 「美味しく米を炊きたい」 とか 「できるだけ手間を省いて簡単に炊きたい」』 という欲求になるし、“すぐ効かなくてはいけない"胃腸薬 となると、おそらく時間に追われている人やずっと人前で仕事をしている状況などに直接アプローチしようと思いますよね。



それはそれで当然の事なんですが、


その直接的なターゲットとその状況に絡む状況をさらに深く分析してみると、また新たなPR方法が見えてきます。



こんな例があります。



とある子供向けスポーツシューズのメーカーが、「足が速くなるシューズ」を開発したときに、“直接的な"ターゲットである子供たちへの訴求ばかりでなく、その母親層にもヒットするような販促を仕掛けたそうです。



つまり、 「足の速い息子・娘」 に育って欲しいとの、母親の “間接的な" 欲求に訴求した訳です。



この例などは、シューズの “直接的な" 当事者である子供たちの状況をしっかり分析し、そこから見えてきた “間接的な" 新たなターゲットを想定したからこそ生まれたPRですよね。



例題で考えてみましょう。



例えば、男性用ファッション。



これも、こういった “間接的な欲求" を狙え得る分野です。



“直接的な欲求" にヒットさせるなら、ターゲットの男性層に訴求するPRを布けばいいですが、このターゲットとする弾性層の状況に分析を入れてみると、例えば その男性の「彼女」層の存在が見えてきます。


そこから “間接的な欲求" が無いか考えてみると、例えば 


「彼氏にカッコよくいて欲しい」 


という新たな欲求が見えてくるので、そこに訴求するPRが考えられるようになってきます。



もう一つ例題をシミュレーションしてみると、「老眼鏡」。



これは、ふつうは中高年が 「あー、目が悪くなったー」 って事で店に買いに来る、という購入シーンが思い浮かびます。



これが “直接的欲求" とします。



では、このターゲットとなる中高年のお客さんの状況を分析すると、そこに例えば 「家族」 というものが見えてきます。



その 「家族」 の考えを想定してみると、例えばもう独立している息子が 


「いつもボロボロの老眼鏡を

 かけている父へのプレゼントとして

 ちょっとイイのを買ってやろうか」 


と考えるシーンが思い浮かんだりします。


これが “間接的欲求" になる訳です。


そうすれば、 


「素敵なお父様が喜ぶ、

 素敵なメガネを」 


などの訴求が生まれたりする事になります。



いかがでしょうか。


あなたのご商売で取り扱っている商品・サービスを欲しがっているターゲットの、その周囲の状況を分析し、そこに新たな “間接的欲求" を探しだしてみられては。




それでは、今日はこの辺で。



あなたにとって、良い一日を!!!


 



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  (ターゲットは、彼氏へのプレゼントを探している女性層)