おはようございます。
お元気さんで! (^O^)
今、山口県などで豪雨による被害の報道が続々と入ってきております。
該当地域の方にはお見舞い申し上げます。
さて、今回のその豪雨について、福岡管区気象台から発表された内容がとても注目されております。
「これまでに経験したことの
ないような大雨」
これまで気象庁は、大変な大雨の時も、ふつうの雨の時と同様に、
「24時間に予想される雨量は〇〇ミリで・・・・」
と伝えてきました。
でも、この表現の中の “〇〇ミリ" がどれだけになると “とんでもない" 事になるのか、
あるいは、もしある程度の気象の知識があったとして、この “〇〇ミリ" がとんでもない事だと解ったとしても、どこか逼迫(ひっぱく)感の薄い感じは否めませんね。
でも、“これまでに経験したことのないような" って伝えられると、それこそ “桁外れ" のイメージが膨らみ、得体のしれない恐怖さえ感じてしまいますよね。
“とんでもない雨なんだよ" という事は充分に伝わります。
つまり、表現をちょっと変えただけで、
しっかり “伝わって" います!
結果、該当地域の多くの住民がいち早く避難所に駆け込み、一説にこの表現が功を奏したのではないかといわれるようになりました。
(気象庁のサイトにも、この表現についての説明が掲載されている。)
※画像クリックで同サイトに行けます。
私見的にも、この表現は気象庁のファインプレーだと思います!
ともすれば形式に強いこだわりを示す “お役所" が、その形式よりも、 “いかにしっかり情報が届くか" の “実利" を重視し住民の命を守ろうとした点はとても賞賛に値するといえます。
そして、この事例は、改めて私たちに学びを与えてくれました。
これまで 「24時間に予想される雨量は・・・」 と情報を流していた事が、
「ただ単に“伝えて"いた」
とするならば、今までにない新たな表現を用いた今回の事例は、
「しっかり“伝わる"事を目的とした」
「“伝わる"ことに徹底した」
ものだったといえます。
当ブログでも、折りにふれ
「伝える」のが目標ではありません。
「伝わるようにする」ことが
最終の目標です。
とお伝えしてきましたが、今回の事例はまさにそれを地で行ったものです。
「こういう考え方をすればいいんだ!」 の好例として、あなたが新たな販促を起こすときにでも思い浮かべていただければ何よりかと思います。
それでは、今日はこの辺で。
あなたにとって、良い一日を!!!