おはようございますチャロフ・・・・・・



あ、いや、失礼。 ちょっと、仲良くしていただいているブロ友(マイ造語)の方の影響で、つい。

(張本人の方のブログはこちら 。 すんませんミストさん、逆襲ですにひひ



今日は、「仲良くしていただいている」つながりではないですけど、 「協力」 の必要を考えておきましょう、というお話です。



昨日、うちのクライアントの仕事で、前の会社でいろいろお世話になった先輩の方とご一緒させてもらったんですが、その方の行かれているクライアントでも、震災により関西にあるにも関わらず原料の調達ができず商品ラインナップの見直しを余儀なくされているとのお話をされ、身の回りでも徐々に影響の大きさが顔を出しつつある事を痛感しました。



その他にも、わたしがお付き合いしている印刷会社で、紙やフィルムの都合がつきにくくなっている、なども。



で、その先輩と言ってたんですが、


ピンで動いているデザイナーやプランナー、出来高契約制の営業エージェントなどは、企業社員のように多くの社員たちと情報を共有できる場がなく圧倒的に情報量が少ない環境にあったり、一人ひとりの仕事分野の中の常識や思考回路に凝り固まったりなど、「ピン」ゆえのハンデを抱える “宿命” にある中で、これから来るべき大きな試練の荒波が来た時に、その一つ一つの 「点(ピン)」 をつなぎ 「線(ゆるやかな集合体)」 にしていく必要があるのではないか、


という話をしました。



つまり、個々それぞれが日々の仕事で得た 「知」 や 「情報」 を持ち寄り、それを凝縮させて、そこで生まれる 「新たな知恵」 をまた個々が各々の仕事に活かせるようにフィードバックさせるような 「場」 を作る必要があるのでは、という事です。



わたしが 「勉強会」 という形で少し前から練っていた考えではありましたが、この震災によるこれから予想される厳しい状況を考えると、できるだけ早く手を打たないといけないと思い、この日のこの先輩との会話に盛り込んだ訳ですが、以前に一度この案のさわりだけ話ししていたこの先輩も、その時はそれほどでもない雰囲気だったのが、今回はけっこう強く同調いただきました。



それだけ、この先の情勢を厳しく読んでいるんだなあと感じました。



この例ように、今ご商売されている、特に個人の方で周囲の業者と協力する下地のある方は、何らかの 「情報の共有」 や 「戦略勉強会」 的なものをお考えになっておくのもいいのではないかと思います。



たとえ出入り業者や得意先、同業で仲良くしている業者がいるとはいえ、一業者や一個人では集まる情報や考えうる知恵にも限界がありますが、 「三人寄れば文殊の知恵」 のことわざの如く、数名の業者や人間が集まって一緒に相談する事で 「新たなる鋭い知恵」 が生まれる可能性は大きく広がります。



また、お互い不足している部分を補い合える可能性も広がるなど、仕事をシェアし合える可能性も広がります。



参加する業者の業種がバリエーションに富めば富むほど、またそこで生まれる 「知恵」 を使うパターンも変わってくるだろうし、各々が実行した策から得られる 「知見」 も変化に富んで、様々なネタが生まれるものと考えられます。



もちろんこれは 「傷の舐めあい」的なサークルや「もたれ合い」のダラダラした馴れ合いサークルではなく、あくまで 「仕事をする者同士の集合体」 としてでなければ何の意味もありませんが。



こういった活動も、これから来る厳しい時代に生き残っていく一つの手段になり得るし、再三再四申し上げているように沈滞する日本経済を活性化させていく上で、わずかばかりでも “草の根運動” として役に立てるのではないかと思います。



当方でも、動きが具体化して何らかのお見せできるものができればみなさんにも公表していきますし、その時には、最初は関西地区限定にはなるでしょうが、参加を希望される業者も受け付けるかもしれませんが、みなさんも 「転ばぬ先の杖」 としてこのような活動の仕方も一度ご検討なられてはいかがでしょうか。



「心」を届けるメッセンジャー・NAKA-Gの「絆ブログ」
「情報弱者」・「立案弱者」同士、手を取り合って

 “強い力” を得ていかなければいけない時代が

すぐそこまで来ています。