昨日、神戸のクライアントに行った際、ちょっと足を伸ばして新長田に行ってきました。
今、 「鉄人２８号の街」 として注目を浴びている所です。
先般の記事にも書いた阪神大震災で、この長田は火災被害が大きく、最も被害の大きな地域の一つとなりました。
それまではちょっと下町的な庶民的な市場などがあった街でしたが、今はとても綺麗に整えられた感じの街になっており、神戸の復興を強く感じさせるモデル的な地域と言っていいかもしれません。
駅を出て大丸方面に行った横に、今注目の鉄人２８号像がありました。
近くに寄ってみると
人との大きさの対比がよく分かります。
やっぱ、ごぉぉぉーついっす。
この日も平日にもかかわらず、多くの人たちがこのモニュメントを見に来ていました。
街路灯も、こんな感じの洒落っ気が施されています。
大丸では、
なんてーのもやっていたり、「鉄人２８号カレー」とか、その他のキャラクター商品が沢山ありました。
みなさんもご存じの通り、同作品の作者である漫画家・横山光輝さんが神戸の出身であるという縁から、長田発の神戸復興のシンボルとしてこの「鉄人２８号プロジェクト」が始まったということですね。
で、この街でもう一つ進行しているプロジェクトが、同じ横山光輝さんの代表作である 「三国志」 をテーマにしたものです。
写真には納めていませんが、商店街の道沿いには横山さんが描いた三国志の各登場人物が描かれたフラッグがたなびいていたり、
こんな像があったり。
これは、映画「レッドクリフ」にも重要な役どころとして登場した 呉の将軍・周瑜の石像です。
この他に、関羽・劉備の像がこの長田の各所に鎮座されているそうです。
また、三国志の中では悪役的な役どころですが、実際はかなり有能なリーダーとして評価も高い曹操の廟もありました。
こんな感じで、三国志に関連したプロジェクトもあって、去年の夏には 「三国志祭」 なるものもやっていたとか。
なかなか、街全体で楽しめました。
では、今日のオマケ。
この新長田の商店街の地面に敷かれた、神戸に因んだ有名人のサインと手形の入ったタイルです。
これはサッカーＪ１のヴィッセル神戸の大久保嘉人さんのタイル。
メッセージには 「共に頑張ろう」 の言葉があります。
これは、オリックスバッファローズで指揮を執られた名将・故 仰木彬さんのもの。
ここにも 「これからもがんばろう」 のメッセージがあります。
この他、神戸出身のシンガー・平松愛理さんのものや宝塚歌劇のスターのものもありました。
みんなが、神戸、そしてこの街の復興を強く願い応援した足跡のようなものですね。