いやー、久しぶりの「NKGミュージックステーション」です。

正直言うと、このコーナーは書くのに非常に手間がかかるので、時間が空く時しか書けないのです。

今週、ビックリするぐらい作業に追われていたんですが、ようやく時間が空いたので、その反動でもないけどここは一発 一番時間のかかるこのコーナーを書いてやろうと思いました。

というのも、ここ1ヶ月ほどの間ずぅーーーっと、このコーナーにアップしたいと思っていたネタがあったんです。

それがこれ。


「ビートルズ リマスター盤新発売記念! NAKA-Gが選ぶ現在のビートルズベスト10」


じつは、思い起こすこと二十ン年前、大学時代にサークルの仲間たちと毎週のように 「私が選ぶビートルズ・今週のベスト10」 という企画で、各々のその時の気分のベスト10を紙に書き出し、喫茶で茶をシバキながら(関西の方言で「お茶をいただき懇談させていただく」の意)みんなでそれぞれの”チャート”を評論し合うような事をやってました。

今回、9月9日にビートルズのリマスター盤が発売され、それに触発されてその当時の思い出が蘇り、

「おっ! そや、久々にやってみよ!」

ということを思ったんです。この約1ヶ月。

ようやく手をつけられるようになりました。



では、早速いきましょう!!!

今週の「NAKA-Gが選ぶビートルズ・ベスト10」、第10位は、

「イン・マイ・ライフ」




美しいギターのイントロから入り、そのギターが終始印象的な実に澄んだ名曲です。


では、第9位!

「ペニー・レーン」





ビートルズ後期にしては希望に満ちあふれたような元気な曲調です。リヴァプールへの愛情があふれてます。


第8位!

「ノー・ホェア・マン」





この曲のコーラスとギターの絡み具合がムッチャ好きです。


じゃあ、第7位!

「オール・マイ・ラヴィン」





ビートルズの初期はとても青臭いんですが、その青臭さの代表格的な曲でしょう。この青臭さがたまらんのです。


では、第6位!

「プリーズ プリーズ ミー」





ホントの初期の初期です。まだ本格的なビッグになる前という感覚ですかねー。7位の「オール・マイ・ラヴィン」同様の青臭さですが、希望に満ちあふれている感じが曲ににじみ出ています。


次、折り返しの第5位!

「アンド・アイ・ラヴ・ハー」





このビデオは有名ですね。何だか憂いを持ったこの曲はビートルズ・アコースティックの名曲です。


では次、第4位!

「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」





前3曲が青臭い初期の曲だったために、後期の、音作り中心の曲がグッときます。ちょっとドラッグ系の夢遊病的なニオイのする曲です。


いよいよベスト3です。
ここでちょっとブレイク・・・はしません、しんどいんで。

さっさと3位にいきます。

では第3位!

「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」





1967年6月25日、世界初の放送衛星を使って全世界24カ国へ生中継されたテレビ番組『アワー・ワールド』の中で初めて公開されたのがこの曲でした。当日は日本にも明け方に配信されたそうです。
1990年代の「バンド・エイド」や「ウィー・アー・ザ・ワールド」、それに続く「ライブ・エイド」の先駆け的なものですね。
世界平和を歌ったこの曲はまさに歴史的な一曲となりました。
ちなみに、2分39秒あたりで映っているのは、かのローリングストーンズのミック・ジャガーです。


うーん、勝手に興奮してます。

では残すとこあと2曲!
第2位!

「アイ・ワナ・ホールド・ユア・ハンド(抱きしめたい)」





ビートルズ来日のニュース画像のバックに流れてくるので一番よく耳にするのがこの曲です。この曲を聴くと、JALのはっぴをまとった4人の映像が目に浮かびます。
何だか、聴き心地の良い、神様が降りてきたような絶妙のバランス感覚を感じる曲です、個人的に。



では、いよいよラスト!

第1位!!!

僕はこの曲を選びました。

「ハロー・グッバイ」





なんかのテレビで、この曲をバックにビートルズの4人が左斜め45度の空を見上げている画像をやってて、何だか希望に満ちた姿に見えて、それ以来グンと好きになった曲です。
それでなくても、ストリングスをうまく採り入れて、当時としては斬新な試みの”攻めた”名曲ではなかったかと思います。




いやーーー、長い間おつきあいありがとうございました。

みなさんにもそれぞれの「私が選ぶビートルズ・ベスト10」があると思います。
たまに、書き出してみてもおもしろいんじゃないでしょうか。

ビートルズがリリースした公式曲、その数全278曲。

ホントにもう二度と現れないグループかもしれませんね。



次の機会には、「NAKA-Gが選ぶビートルズアルバムチャート・ベスト5」 をやってみようかな。
(“ベスト10”だと、あまり「選ばれた」感が薄くなるので)