今日の『東急ハンズレポート、略して「ハンレポ」』は、いつもの心斎橋店からではなく、月一通っている神戸・三宮店からです。
前も書いたかも知れませんが、この三宮店の内部、大阪の心斎橋店よりも渋谷本店に近い造りになっていて、ハンズ独特の中二階をつなげていったような造りになっている店です。
今回、そこで見つけたのがこのコーナーです。
見ての通り、特設「水筒」コーナーです。
場所も大きく取ってありましたが、そこに群がる客も多かったのが、いかにも世相を反映していました。
特設コーナーだけではなく、
このように普段のコーナーにも、いつも通り陳列されています。
それだけ場所を取っても売れる、って事でしょーね。
ここんとこ、「スィーツ男子」、「草食系男子」、「弁当男子」なる ”逆説的「男子」言葉” が流行のようですが、もう一つ出てきているのが
「水筒男子」
らしいですね。
象印さんのCMが功を奏したともいえるムーブメントなんでしょうが、時流もそれをうまく後押しした、ともいえるでしょう。
折しもこの不況。堅実性を身にまとった20代の世代が、お金を出して市販のジュースを買うよりも自宅で作った飲料を水筒に入れて持ち歩く事で少しでもお金を浮かそうという考えの下にこの動きが広がっていったようです。
”「マイボトル」=エコ” という図式をしきりに宣伝したがる向きもありますが、消費者心理的には”地球の環境問題”よりも ”我が身の金銭環境の問題” の方がよっぽど深刻なようです。
しかしこの動き、ブームの後は定着していきますかなぁ?
ワタシ的には五分五分と見えますので、今後の答えが楽しみです。