こんにちは。
「経理記帳は楽ちんでいこう!」てらむらです。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます
さて、エクセルはとても便利でお利口さんですよね。
とはいえ、何でもかんでもエクセルで管理すると、逆に非効率になる事もあります。
担当者が自分の業務に使うための管理表を各々で作っている。
だけど、報告や問い合わせ対応のための資料を作ろう思ったら、欲しい数字を出すためにあちらこちらのエクセルを開いて情報を集めなくてはいけない。
・・・面倒ですよね。
それはさておき、今日のお話は日付を求めるエクセル関数についてです。
EOMONTH関数
EOMNTH関数とは、「開始日から起算して、指定した月の最終日」を返す関数です。
起算日から、知りたい日付を求めよう!
【利用シーン】
○ エクセルのデータを差し込み印刷で利用したい時
○ システムからデータをエクセルでダウンロードできないが、支払日入りの一覧を一から作らなければならないとき
○ その他 _____ (←他にどのような業務で使えるか考えてみてね)
【具体例】
請求日を入力すれば、自動的に支払日が表示できる。
一つの請求日に対して、支払期日が翌月末、翌々月末、翌月25日、翌々月15日、翌々月10日・・・など、たくさんある場合に便利です。
●関数設定前(支払期日が空白)
↓
●関数設定後(支払期日にEOMONTHを使う)
【作業手順】
1.月を指定するため、作業用の列を挿入する。
※サンプル画像では支払期日の前に列挿入しています。見出しを「支払」としました。
2.作業用の列(E列)へ、支払期日ごとにキーとなる数字を入れる。
※当月末の場合は0、翌月末の場合は1、翌々月末なら2・・という具合です。
3.支払日を表示したい列へ、EOMONTH関数を設定する。
=EOMONTH(開始日が入っているセル、月を指定しているセル)
※支払期日が「月末」ではない場合、例えば、3月18日の翌月の10日を表示させたい場合は=3月末日の10日後なので、月は「0(ゼロ)」で、10を足します。
【上記の図、F列に入っている数式について】
言葉での説明ではわかりにくいと思いますので、図のような簡単な表を作り、請求日、支払期日の値を色々変えて、試してみてくださいね。
前月や前々月の場合は、支払(E列)へ入れる数字は、-1や-2のようにマイナスの数字を入れます。
まとめ
日付に関する計算は、単純に数字を足したり引いたりして計算できますが、思うような結果にならないことがあります。
1ヶ月の日数は30日であったり31日であったりというように月によって月末の日付が違いますから、関数を活用したほうが良いですよね。
EOMONTH関数は、「基準となる日から指定した月だけ前または後の月の最終日」を返します。知っていると、結構役立つかも(*^^*)
最後に
このブログでは、約13年間のオフィスワーク派遣社員として業務に携わっているなかで、日々感じていること、気づいたこと、覚えたことをお伝えしています。
経理や事務初心者のあなたの気づきやヒントに繋がることがありましたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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