今回のタイロングステイでは、滞在中に様々な小旅行をしたが、
とうとう旅行社のツアーは利用しなかった。
ツアーに申し込んだ方がそりゃラクだが、自力で敢行する方が断然面白い。
きょうは市場の中を列車が通る(というよりも線路上を市場にしてしまっている)ことで有名なメイクロン市場に行ってみた。
メイクロンにはいろいろな行き方があるが、結局はツアーでなければ鉄道かタクシーか私バスを利用することになる。
鉄道は非常に本数が少ない上、そもそも駅まで行くのが大変だ。
タクシーだと片道2時間近くかかるのでほぼ貸し切りになる。
これまた費用が大変である。
しかし私バスで行くと、一人たったの70BAHTなのだ。
だがこれの利用には少々勇気が必要だ。
バンコクの発着場所はビクトリーモニュメント駅近くでそうわかりにくくはないが、
バスの車体表示と乗り場の案内はすべてタイ語のみ。
チケットを買ったはいいもののどのバスがメイクロンに行くのかさっぱりわからない。
バスが来るたびに運転手に確認し、ようやく乗ることができた。
バスでの車窓風景は驚きの連続だ。
そこそこ混んでいる車列の間を縫うように走るのはいつものことだが、
片側三車線の大きな道路の路側帯をバイクやバイクに荷車を付けた車輌が平然と逆走している。
途中休憩に入る直前などは、逆走車をよけながらガソリンスタンドに入った。
タイの交通事情にはいつも呆れさせられる。
メイクロン市場は、テレビなどで見た通り。
列車が通過する5分前に注意を促すアナウンスがあり、線路上に品物を出している人たちは、別に急ぐふうもなく商品を店の中に退避させる。
あっという間に片づけは終わり、列車が通過するとサッと商品を元の場所に戻す。
手慣れたものである。
次にメイクロン市場からはアムパワーの水上マーケットに行く。
ここでボートツアーに乗船したのだが、そのツアー代金がなんと驚きの一人たったの50BAHT。
一けた間違っているのではないかと思える超格安料金である。
しかし水路からメイクロン川の観光ポイントを巡る一時間半のツアーの中身は濃い。
川沿いの建物の背後に茂るヤシの木が印象的な風景を形作っている。
復路は雨降りの中、再び市バス(一人80BAHT)でバンコクに戻る。