2月1日00時40分、タイ北部チェンマイ県サーラピー郡ヤーンヌン町の住宅で、親父(48歳)が長女(1歳6か月)の首をハサミで刺して殺害する事件があった。親父はその後、自らの首にもハサミを入れて自殺を試みたが死に切れず、近所の住民に病院まで搬送されて九死に一生を得た。

サーラピー郡警察署の調べでは、無理心中を試みた男性は女房に逃げられたうえ、病気で1か月以上仕事ができなくなって収入を得られず、さらにこの先1人で娘を育てることに自信がなく悩み、親族に「もうこの世に居たくない」ともらしていた、という。