OIL

Seed


栽培の予定は進行中なのですが、収穫後はどうするのか?


今は3つのパターンを考えています。


1.ジェトロファの種と苗を販売する。
ジェトロファが成長して第一回目の収穫が得られるのは、2008年12月頃でしょう。
その頃には、フィリピンやインドネシアの種も収穫できているでしょう。

実はここにも問題があります。それが解決できない限りジェトロファは普及しないでしょう。


2.ジェトロファの種を搾って、クルードオイルを得て販売する。
これも、可能ですが1.の問題点がここでも作用して普及に時間がかかります。


3.解重合装置を使って、ジェトロファから軽油同等品を生産し、アジアを対象に販売する。


これが一番実行できる形態です。


それでは、1と2に共通する問題点とはなにか?

ジェトロファは実際には取引実例が皆無に近い植物です。


実際に輸出し、輸入するとなると植物検疫の問題や、様々なクリアしなければいけない問題点があります。


それより大きな問題は現状では市場価格がないと同然であることです。


誰かが格安で大量に販売すれば、それが市場価格の基礎となる。


それは良いとしても、これまでに栽培を開始するまでに要した莫大な投資と時間を考えると、少しでも高い価格で市場価格を設定しなければならないのです。


でも誰が・・・・   猫の首にスズをつけるネズミの童話がありますが、それと一緒なのです。


しかし、それまでに市場価格は決まってくるでしょう。徐々に実用段階の階段は皆さん昇りはじめたのですから。