今月(7月)の投資ツアーの際に撮影したマルハンジャパン銀行(プノンペン)の写真をアップします。
店舗は昨年12月に訪問したときとほとんど変わっていません。近代的で店舗に入ると「ここは本当にカンボジア?」という日本と変わらない雰囲気です。
壁には、王室の写真とドル定期預金利率が張り出されていました。
口座は午前中に申請すれば午後にはキャッシュカードを受け取れます。写真は口座開設する投資ツアー参加者。
店舗玄関近くにはアンケートボックスがありました。日本文化を継承している銀行です。
日本はカンボジアへ大量のODAをしていますが、カンボジアへの直接投資はまだわずかです。しかし、わずかななかで、PPSEZ(プノンペン経済特区)などに工場建設を模索する日系企業は増加傾向にあります。今後はカンボジアへ進出する日系企業も増加するでしょう。特に、軽工業や組み立て工場など。
その時に、同行が日系企業相手のビジネスができるかどうかに注目です。その場合のキーは日本企業に対応できる経験豊富で優秀な人材をどれだけ集め、育てることができるかにあると思います。インターネットバンキングなども今後の課題になります。
正直にいって、今の段階でこうした日系企業の資金受け口にマルハンジャパン銀行がすぐになれるとは思いません。しかし、日本語で対応可能ということはカンボジア在留日本人、カンボジアを頻繁に訪問する日本人ビジネスマンにとっては非常にメリットがあります。カンボジアで銀行としての実績を積み上げればカンボジアの日系企業と共に伸びる銀行になる可能性を秘めていると思います。
(参照ブログ記事)
カンボジア訪問記(第7回 上) マルハンジャパン銀行を面談
カンボジア訪問記(第7回 下) マルハンジャパン銀行を面談