新型インフルエンザ流行中 | ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

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ホーチミン市(旧サイゴン)在住の証券アナリスト・竹内浩一が、ベトナムを中心に世界の金融市場を見渡すブログです。

 昨18日でタイの新型インフルエンザ感染数累計は518人となりました。県別感染者数ではバンコクが318人、ノンタブリーが66人、パトゥムターニーが58人と続きます。パタヤのあるチョンブリーは29人。パタヤなどの観光地だけではなく新型インフルエンザはタイ全土へ拡散した印象を受けます。

 タイ・公共保健(Public Health Ministry)省では国民にパニックを起こさないように呼びかけています。風邪の症状がでたら自宅で休み、外出を控えるようにとも訴えています。有効な治療法はないのでわざわざ病院に行く必要は無いとも・・・

 現地点の新型インフルエンザは「弱毒性」で致死率は0.4%と普通のインフルエンザの0.75~1%と大差ありません。ちなみに、サーズ(Sars)の致死率は80%、鳥インフルエンザが60~70%でした。怖いのは今後の変異。ウイルスの性質が悪性に変異したら赤信号です。