皆さん、初めまして

幻真報録という、記録書の著者である

闇軸 光始 (やみじく みつし)というものです

皆さんが知る「龍人闘録」では、我々パンドラの住人が

幻想郷に触れ、幻想郷に干渉していくようです

しかし、我々は貴方たちや幻想郷の住人を知り

貴方たちや幻想郷の住人は我々を知りません

ですので我々を知っていただこうと闇軸家現頭首である

私が皆さんにこれからパンドラの住人の内の

主要なるメンバーを紹介しましょう





さて、これから紹介するといっても

我々の住む「パンドラ」それを知ってもらわなければなりません



パンドラ

別名 龍の禁じられた箱庭

その昔、西洋で龍に挑み引き分けまで持ち込む

実力を持った男がいた  

龍はその男を気に入り力を与えた「龍の魔力」を

龍の力を得た男は幾つもの戦いをしていく内に

旅に出た 旅の途中 男は日本を知り日本を好んだ

旅を終え 数年ぶりに日本に来たその男は妖怪が見当たらないことに

驚いた 調べるうちに幻想郷が出来たことを知り

何故か男は禁忌を犯してでも自分の世界を作ってしまった

それが「パンドラ」 男はパンドラを作り姿を消した

分かっていることは男は禁忌の代償として肉体を失った



男がパンドラを作った理由は誰も知らない





パンドラの歴史はこんなところです

パンドラは幻想郷とは違って海があり

妖怪と人間が共存している

普通なら妖怪が人間を襲い

人間が妖怪を恐れる

それが普通だがパンドラの存在意義は

「矛盾」だ 幻想郷と外の世界の境界は

常識と非常識 真実と幻 だけど

世界はそれだけではない

どちらの世界にも存在できない

矛盾を持った存在がある それを受け入れるのが

「パンドラ」である




今回はパンドラのことで終わらせますが、またいずれ

住人たちをまとめた幻真報録を出しますので

その時までお元気で