日本でもワールドカップムードが感じられることがしばしば。
マクドナルドでは期間限定でワールドカップ仕様のメニューが販売されています。
その他にも色々なところでワールドカップを感じられる今。
ワールドカップが楽しみな気持ちと、このお祭りムードが終わってほしくないという2つの気持ちが交錯しています...
さて、本日は本大会前最後の強化試合、日本vsザンビアがアメリカ・タンバにて行われ、日本が4-3で勝利を収めました。
以下、スタメン。
4-2-3-1
FW 柿谷
MF 香川 本田 岡崎 遠藤(C) 山口
DF 長友 今野 吉田 内田
恐らく、試合前の段階でザッケローニが描いていたベストメンバーだったと思います。
長谷部はベストコンディションではないのでベンチスタートでした。
気温29.1℃、湿度63.7%。この時期のブラジルと似た高温多湿な環境の中、前半からハイプレッシャーを仕掛けた日本。
しかし、相手はアフリカ特有の身体能力の高さに、個々のテクニックやチームとしての組織力を兼ね備えたザンビア。
2012年のアフリカネーションズカップでは決勝でコードジボワールに勝利して優勝した現アフリカ王者相手に、前半で2失点を喫してしまいました。
前線からのプレッシャーは少ないものの、日本の縦パスに対しては非常に厳しく、裏へ抜けようにもスピードやフィジカルで抑えられ、前半のシュートは4本。
相手のハンドからラッキーな形で本田がPKを決め、1点を返しましたが、自分たちの形を作れないまま前半を終えました。
後半は開始から大久保を投入。
裏への抜け出し一辺倒だった柿谷に代えて、ポストプレーやゲームメイクなど多種多様な攻撃ができる大久保。
更に13分には今野に代えてビルドアップの巧い森重、岡崎に代えてFWの大迫を投入するなど、積極的に得点を狙いに行きました。
徐々に運動量が低下し中盤にスペースが空き始めたザンビアに対し、日本は自分たちの形を作り始めると28分、30分と立て続けに香川、本田がゴール。
わずか2分間で逆転も、守備に徹し始めた44分に相手のミドルシュートで同点に追いつかれてしまいました。
しかし失点直後に遠藤に代えて投入された青山がファーストタッチで前線の大久保へロングフィードを送ると、これを大久保が巧みなトラップからボレーで沈め、再び勝ち越し。
このまま4-3で勝利を収めました。
仮想コートジボワール相手に逆転勝利。この試合で見えた収穫と課題について5つずつ挙げてみました。
【収穫】
・コンディションが不安視されていた本田が2得点の活躍。徐々に内容も伴ってきた
・アシストをした森重と青山など、後方からの効果的なビルドアップが目立った
・大久保の台頭。右サイドでもFWでも仕事ができることを証明した
・山口のスタメン定着。運動量が豊富で、後方からの飛び出しやビルドアップもGOOD
・コスタリカ戦に続き、先制された中での逆転。取られても取り返す力が付いてきた
【課題】
・ゲームの入り方。コスタリカ戦と同様に相手のスタイルに適応できず、前半に先制点を喫した
・90分を通しての戦い方。前半と後半の落差が大きく、安定した戦いができない
・フィジカルやスピードで勝る相手に対しての守備。球際の間合いやセットプレーの対処など、対策が必須
・内田の守備への対応。2試合連続で集中を欠いた中での失点。1失点目に関しては西川との連携面も不足していた
・得点後の戦い方。3点目で逆転後、守備に徹するのか攻撃を仕掛けるのか曖昧で、中盤が上手く機能しなかった
FW陣にゴールは生まれませんでしたが、クラブで出場機会の少ない香川と本田、久々に代表に復帰した大久保の3人がゴールを決めたことは、チームにとって好材料と言えると思います。
ワールドカップメンバー選考後は初の出場となった斎藤は時間も少なく、チャンスに絡むシーンはありませんでしたが、相手に手の内を明かさないという意味では良かった。
強化試合3戦を踏まえれば、現状のベストな布陣はこれでしょうか。
FW 大久保
MF 香川 本田 岡崎 遠藤 山口
DF 長友 吉田 森重 内田
GK 川島
ここ3戦で結果を残している柿谷、青山にもチャンスはあるし、内田のコンディション次第では酒井もバックアップとしての役割を十分こなせると思います。
キャプテンの長谷部はコンディションさえ良ければもちろん、精神的支柱として先発復帰する可能性も有り得ますね。
熾烈なのは今野と森重のスタメン争いでしょうか。
ここ数試合先発に名を連ねることが多く、存在感を発揮している森重。
今野に比べれば代表キャップ数は少ないですが、北京五輪などで国際経験は積んでいるし、攻撃の第一手としての役割も期待されます。
ヨーロッパ遠征でのベルギー戦以降、公式戦5連勝。
正直、本大会前の強化試合の相手がキプロス、ザンビアと発表された時は、こんな相手で本大会へのシミュレーションができるのか?と心配でしたが、両チームとも予想以上にレベルが高く、ギリシャやコートジボワールを想定する上では恰好の相手でした。
そのあたりはJFAのスカウティングを高く評価できますね。
コスタリカ戦も含め、3試合とも非常に良い強化試合だったと思います。
明日、アメリカから決戦の地ブラジルへと飛び立つザックJAPAN。
本大会へ向けて、最高のコンディションを作って初戦のコートジボワール戦に臨むことを期待しています!
