あるおじさん | 森守洋のゴルフ日記

森守洋のゴルフ日記

森守洋の感じた事をゆるりとかいていきます

あるおじさんがいました

そのおじさんはスタジオが出来た当初にやってきてくれて入会してくれました

そのおじさんは身体も大きく、ゴルフがめちゃんこ上手く、お話好きで、コーヒー好きなおじさんでした

いつも『もりちゃん もりちゃん』と優しくしてくれ 時には
『てめえしょうがねえやつだな』と僕に罵声を浴びせながらも可愛がってくれました

そんなおじさんが病に倒れました

病院にお見舞いにいったら、そこにいたのはあんなに大きかった身体が半分くらいになって骨と皮しかない小さくなったおじさんでした

ショックでした


お見舞いにと、自分のレッスン書籍を持ってきてしまった自分の空気の読めなさを反省
こりゃゴルフどころじゃねえわと


でも、『おじさんまたゴルフにいこうね!』
っと希望は薄いのかもと心の中で思いながらも話しかけました

おじさんは『無理だよ。。。』っと


でも僕はおじさんとまたいつかゴルフにいきたい

心底思いました
願いました




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想いは叶いました

おじさんは病から気合いで復活しました

ちゃんと僕用の紙コップを用意してくれ
美味しい美味しいコーヒーを持参で

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しかも打ち合わせも何もしていないのに全く同じポロシャツ
完全なペアルックで

まだボールは打てずにカートに乗りながら僕のプレイに野次を飛ばす為だけのラウンドでしたが

おじさんは嬉しそうでした

嬉しそうなおじさんを見ていたら、泣きべそな僕はあと人生三度しか泣かないと決めた一回を使いました




ゴルフは素晴らしい

ゴルフ場は美しい

自分の愛しい人とゴルフができる喜び

当たり前のようで当たり前じゃないんだなと


今ここに

しかそれはないんだなと



自分の大好きな人と大好きなゴルフ

大切な時間を

大切に楽しんでいきたいです




ボール曲げて『あーゴルフつまんねえなあ!』って言いながら