カレドニアンゴルフ | 森守洋のゴルフ日記

森守洋のゴルフ日記

森守洋の感じた事をゆるりとかいていきます


先日 スタジオのお客様とのラウンドで千葉のカレドニアンゴルフ倶楽部へ

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数年ぶりに来ましたがアプローチ練習場がリニューアルされてまして

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都内近郊でこれだけ充実したアプローチエリアを誇るところはないんじゃないのと

もちろんラウンド後お客様とみっちりアプローチ練習させてもらいました

それにしても、久しぶりのカレドニアン

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もう毎ホールがシグニチャーホールのように個性があり本当にラウンドしていて面白いコースです

ラウンドしながらお客様と腕の使い方の話になりました
ゴルフ大好き熱心な方たちはやはり腕をどう使うか考えるわけでありまして
手首はこっちに曲げるとか
こっちの角度のままキープするとか

例えばトップ
左手の甲側に折れてクロスしちゃうから甲側に折れないようにしよう
これを意識してスイングするとします
鏡の前でシャドウしてそこに映るトップは甲側に折れないように意識しているのでとりあえずはスクエアトップになるわけです
でも実際うってる姿を映像で撮りますと何も変わってない みたいな
よくあることと思います

手首の角度をこう保とう こうしようと思考しますと身体としてはその命令に対して単純に  力み  が生まれるだけと思ってもらったほうがいいです

本来動くべき関節をロックしてしまう事になりやすいです

身体は3Dですのでこっちの方向に折る などとスイング中に一方向に折れるということはないんです

じゃあどう動かすのよと

フルスイングの時などは360度回転してるんです

スイング中手首はぐるんぐるんと回ります

まっすぐ立ってクラブを剣道のお面のポジションから右回りに回して円を描いてみてください

手首は勝手にクラブの重さでグルンっとまわります

回りたがってるんだから回しときゃいいやとほっておいてる方がプロや上級者の方達です
その中でライン出しやボールの曲げをコントロールしているのです

でも腕を全く使わないでボディだけで!
なんて意識が強い人ほど 身体が開いて振り遅れやすいのでインパクトで無意識に結局は腕でボールに合わせにいってしまうパターンが多いのです
でも振り遅れない感覚が出てきますと今度は腕は逆に身体の回転についてくるだけの感覚になります
ですのでプロや上級者に感覚を聞きますと腕は何もしないという言葉がよくでてくるのです


ゴルフの原点は棒っきれで石ころひっぱたいてたのです

小難しいものでは本来ないんです

でもその自然な動きをむしろ排除してしまうような練習をされてる方が多いんじゃないかと思います



先日来られたビジターさんです
ゴルフクラブの使い方 身体 腕の使い方の説明だけで10分でここまで動きは変わります
この際トップはこうです ダウンはこうです などのポジションの説明は一切ありません
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人は 目的 が明確になればそれに対して行動を起こします
よくいわれることですが ごみ箱にごみを投げるのにいちいち肘の角度など考えません
見て行動するだけです

ゴルフの場合はそれにゴルフクラブという道具を使うという要素がはいりますのですこしやっかいなだけです
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スイングは難しくないんです

プロや上級者と同じようなスイングを作る スイングという運動をできるようになるのはそんな大変なことではないんです
もちろん高みを目指してどんどんスイングに磨きをかけていくわけですが


難しいのはゴルフというゲームです

ゴルフが難しいのはここからです



ゴルフゲームが難しくて楽しいのです