一流 | 森守洋のゴルフ日記

森守洋のゴルフ日記

森守洋の感じた事をゆるりとかいていきます

今日は夕方 横山清人Pと2人で陳先生の自宅に新年の挨拶に

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日本オープンのトロフィーをはじめ数えきれないほどのトロフィーが所狭しと置かれている

いつも先生の自宅にお邪魔すると僕は感慨深くなる

当時台湾からプロペラ機でたった1人で日本にやってきて 自分のゴルフの腕一つでこれほどの豪邸を建てたんだなあ思うと


今日は清人と2人で技術的な話もいろいろ聞き改めて先生の凄さを感じた


先生と話してるといつも 僕はよく練習したよと


球を打ちすぎサンドウェッジのフェース面が削れてなくなり鉄板を貼ったことがあるという


僕も自分自身がプレーヤーを目指していた時は練習していた気になっていたがレベルが違う

ていうかハート 覚悟が違いすぎる

ていうか人間が違いすぎる

一流プレーヤーでありながら、お客様に対しての心遣い 気遣いも一流

先生から何回も言われた言葉がある

もりくん

プロはね

お客様がいてはじめてプロなんだよと


僕には忘れられない光景がある

もう10年ほど前 先生と河口湖でラウンドした時に他のお客様も一緒だった

ラウンドが終わりみんな帰る時にみんなで挨拶をして別れ僕もバックを持ち駐車場に歩いていった

ふと僕が振り返ったら、先生はそのお客様の車がはるか見えなくなるまで玄関でお辞儀をしていた

それまでの僕は恥ずかしながらそんな光景も見たことないし、そんな思考すらなかった

ましてや一流プレーヤーである先生がって

衝撃的だった


ちがうわ だから一流なんだって


僕は先生の技術には追いつけない

でも先生の人としての心 覚悟

そこには少しでも近づいていけるよう鍛錬していきたい



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ジャックニクラウスと先生


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僕と忠重先生