さて、上巻では何のことはない、人畜無害な極々普通のただの住人、しか登場しなかった訳であるが
下巻からはそろそろ本気出して行こうか。
・住人104
順不同。残りの住民の中では特にこれといった特筆も無い。プラスもマイナスも無い、最も関わり無かった人。
それもそのはず、私の部屋とは階層挟んで完全に真逆の最も遠い部屋位置に居た人なんだから、普段の様子なんて分かるはずもない。
時々ド深夜に階上の住人203と軽い怒鳴りあいのいざこざ起こす程度で(何故か203へ上がる階段途中に、104部屋玄関も併設されてて、内鍵外鍵管理トラブルが頻発してた)
あとは何故か風呂率が異常に高く、私が通り道の彼の部屋前を通る度に、風呂場からラジオ音やら何やら響いていた。そんな毎日毎晩いつもいつも、風呂で何やってたの・・・
あと、他はともかく寝具にはこだわるらしく、狭い畳和室に結構ギリギリサイズの巨大合皮ベッドを設置していた模様(奴の引越し作業時に発覚)。
いやぁ・・・こだわるのは良いんだけど、部屋の1/3~1/2くらい占領してただろ、それ。下手したら畳床抜けてたぞ。ま、優先事項は人それぞれと。
・住人101
元々の一番当初は、私はこの部屋に住む予定だったのだが、
不動産屋仲介内覧時に偶々大家がメンテ作業をしていて、「上も空いてますよー」言われたので、その場でチェンジというミラクルがあったりする。
私の入居後、直ぐに別の人が住むことになった。何だ?ボロ屋はボロ屋なりに、人気あったんだろうか。
一見すると外面的には問題行動の無い、トラブルと無縁の無害な人にしか見えなかったのだが、実は内面的には一番問題あった人かもしれない。
今思い返すと健在時でも、早朝だろうが日中だろうが夕方だろうが夜半だろうが深夜だろうが常に在宅の気配がしていたので、当時からその予兆はあったんだが。
私の居住終盤でも窓からは中の荷物とか普通に見えてたんで、てっきりまだ引っ越しせずに住んでる思ってたのだが・・・
つい先日、引越しゴタゴタのやり取りの後に大家と雑談する機会があったんだが、散々愚痴を聞かされて初めて知った。部屋も見せて貰った。
部屋は隅から隅まで雑誌・漫画・玩具・ゴミで山積み。それこそ床から天井まで人の身長を優に超えるほど。歩く隙間どころか足の踏み場も無い。軽く部屋を見回しただけで雑誌の数は軽く数千冊を越えるゴミ山状態。うわぁ・・という声しか上げられない。
私も本類等で荷物持ちな方だが、ここは圧倒的にそれを遥か上回る。
いわゆるゴミ屋敷ニートプータロ状態。当初は玄関も完全に塞がっていて、普段も窓から靴出して出入りしてたいそうだ。というかそもそも玄関の鍵を破壊して使えなくもしていたらしい。
それを例の取り壊し騒動が持ち上がって間も無く、一切片付けもせずに、夜逃げ状態で脱走したらしい。
専門の清掃業者片付けには家賃数倍の値段が必要なようで、大家は彼の実家に支払いを掛け合ってるらしいが、何か無理っぽいとか何とか嘆息ついていた。
そりゃ彼の部屋扱いの酷さに比べれば、他のどの住民も「善良な賃貸住民」になるよなぁ・・・・
・住人103
こやつはなかなかの問題児。ある意味、最も典型的な周囲に迷惑をかけて平気な顔する最悪住人であろう。
1.引越し初日に友人集めて夕方~深夜にかけて大宴会を開催。普段は夜半は車も通らない、物音殆どない閑静な住宅街なので大迷惑。遠まわしに大家からクレーム入った模様。
2.懲りずに後日、また宴会。仕舞いには周辺住民からクレームでも入ったか警察出動までされて、流石に懲りたか。
3.昼間から大音量でニコニコ生放送やら萌えアニメを視聴。別にそういうの個人で楽しむ分には全然構わないが、大音量過ぎて音が丸聞こえ。というか完全に騒音公害のレベル。っちゅうか窓全開。せめて、せめて窓閉める恥じらいくらいは持てや。
4.同アニソンを大声で歌い始める。鬼のようにヘタクソなギターまで弾き始める。外れきった音程。演奏も一切合ってない。少し複雑な旋律に差し掛かると歌ストップ、ギタースピードが最低速度まで遅くなる。まず基礎コードから勉強しろ。そして窓を閉め(略
5.夕方から夜半にかけてダンスゲームを始める。古い建物なんで震動が響きまくり。夕方にちょっと趣味程度に、なら我慢も出来るが、夜半過ぎても大音量大振動で踊り続けたことに102住民がブチ切れて怒鳴り込む。
6.友人との電話も大声で丸聞こえ。それは別に良いんだけど「俺キモオタとは一味違う」「いわゆる新人類のイケメンオタ?」「ニコ動でさぁ、2chでさぁ・・・」「俺格好良くてゲームも出来て最高じゃん?」「皆俺のこと分かってないんだ」的な内容。取り敢えず、貴様はさっさと滅べ。
ちなみにそいつはイケメンでも何でもなく、平凡で特徴もない薄い顔に無理矢理チャラさを乗せただけの、全てに中途半端なキョロ充といったところ。
見た目だけはオタクっぽくないアピールで虚勢を張っているが、本当に不良とかに絡まれたらアッサリ半泣きで有り金差し出すような貧弱者の代表格にしか見えない。
実際、友人訪問も当初のみで以降殆どなく、彼女なんかも居なかったことでお察し。本質に気付けてないのは本人だけ、とな。
全く知人でもお隣でもない、縁も所縁もない関係のない他人の住人である私にここまで分析される程度で、高が知れる。
最も駄目な類の近代オタク像であるな。群れないと何も出来ないタイプ。
こういう輩が居るから、一般世間からのオタク像がこういう最底辺のゴミ野朗と同類に固定化されるんだよね。私は私で別種のオタクとして、迷惑極まりない。
・住人203
とにかく深夜の男である。生活リズムが完全に深夜である。
多少短気で酒癖悪いことを除けば、別に普通の人なんだが、それが全て深夜活動で発揮されるという生活リズムそのものが問題児であった。
何の仕事してたか知らんが、深夜に全ての活動が集約されていた。
終電も完全に迎えた深夜時間帯AM3~4時。完全に住宅街なんで駅まで出向いても深夜飲食店なんてほぼ存在しなかったはずなのに。勿論、車でなく自転車通勤の範囲。
新聞配達と殆どバッティングするような時間帯が彼の帰宅、及び活動時間帯である。これが偶に、ではなく毎日毎日の定時である。
そりゃ深夜に玄関ドアバターン!!と閉められたり、隣の部屋でバッタンバッタン動き回れたら、私も寝るに寝られないってものである。私も深夜活動に抵抗無かったのは幸いだったが。
ただ早く寝なきゃならん状況では、深夜のご帰宅・建物前で友人と大声会話・部屋で大声電話は、なかなかの強敵であった。
時折酔っ払って帰って来ると、何してんのかそこそこ部屋で大暴れしてることもあった模様。何か破壊する訳ではなかったはずだが、とにかく深夜騒音が半端ない。
但し、意外に寝つきも良かったらしく、大声会話にしろ大暴れにしろ、いつも長続きせずに直に静かになったことは幸い。
最終的に退去騒動起きた際には、かなりいち早く行動に移したのも彼である。
勿論、引越し作業も全て深夜である。傍から見たら夜逃げにしか見えない光景だったろう。
彼をスタートの起点として、連鎖反応的に隣の住人、また隣の住人と次々に住人退去が進むことになった。
ちなみに結局、この部屋だけが2部屋分の広さの特殊部屋だったのか、それとも同じ仕事してる同僚との共同部屋だったのか、真相は今だに、いや永遠に不明である。時々深夜に複数人が出入りしている気配もあったんで、職場の共同寮として用いていた可能性もある。
が、結論のところ、向こうも引越し私も引っ越した現在となっては、全くもってどっちでもどうでも良いことになった。
さて、これで居住していた住民評は以上となる。
ま、好き勝手書いてるけど、逆に彼らから見たら私の方だってかなりの異端児に見えたんだろうけどね。
卑下とかでなくて私は私で、まともなサラリーマン、な生活は送ってなかったんだし。
ともあれ、彼等は彼等で今も元気に引っ越した先で元気に生きてることでしょう。多分。