整体とは何か
整体、カイロプラクティック、整骨、これらの区別を付かない人も多いでしょう。最近15年間でこれ等を生業とする、いわゆる”治療院”の数は雨後の竹の子の様に増え続けています。勿論、治療と言う用語は医師にだけ使う事が許される言葉ですので、正確に言えば、整体院などが治療院と標榜する事は医師法で禁止されています。それはともかく各々の違いは次の様になります。整体は中国を発祥とする東洋医療で、カイロプラクティックはアメリカを発祥とする静養医療。さらに整骨は、日本独自の柔術から発生したもので、柔術に含まれる活法の技術を応用して、骨・関節・筋肉・腱などの発生する骨折・脱臼・捻挫などの損傷の大して手術をしない「悲観血的療法」というどくとくの手技によって整復を行うものです。この中で国家資格が必要なものは整骨だけです。従って、整骨は厚労省の所轄で、整体・カイロプラクティックは通産省の所轄となっています。整体、カイロプラクティックのついて言えば国家資格が無いとは一体どういうものなのでしょうか。これらは、脊椎・骨盤・肩甲骨・四肢など体の全体の骨格や関節の歪み・ズレの調整と、骨格筋の調整などを、手足を使った手技と補助道具にて行う民間療法、代替医療の一種で、整体術・整体法・整体療法とも呼ばれます。現在では、下記の様に派生によって多種多様であり思想や施術内容が全く異なっています。・日本武術の柔術や骨法等の流派に伝わる手技療法を中心とするもの・伝統中国医学の手技療法を中心とするもの・対象時代に日本に伝わったオステオパシー(骨学)など西洋伝来の手技療法を中心とするもの・当時の施術家達の独自の工夫を加えたもの整体、カイロプラクティックは民間資格であるため、僅かな研修や未熟な技能であっても認定・修了試験を受けて合格すれば、認定証・修了証などの発行を受けて整体師になる事ができます。所轄が通産省なので、診療レベルを担保するものが無い。このため、玉石混合の世界になってしまっているのが問題です。できるだけ早く法制化による国家資格を期待します(日本の封建風土を考えると500年位かかるでしょう)。しかし、現在の整形外科理論の元で行われている治療というのも限界がありあまりにも思慮を欠いた治療でもあります。整形外科治療の主なものは以下が主流となっています。・ヘルニア(腰や首)の治療として行われている牽引療法やブロック療法・無闇な筋肉ストレッチや、関節稼動域の無茶な拡大●西洋医学の盲点病院の外来などでは「脚や腕の、ここを押さえると、とても痛いのですが、何の異常でしょうか?どこが悪いのでしょうか?」と訴える患者さんが少なく有りません。しかし、大抵の場合局所を超音波やCT、X線で調べて見ても、何の異常も見つからない事が多いのです。これは、鍼灸を勉強した事のある人なら直ぐに判ります。要するにツボの圧痛点です。局所を幾ら診ても判らない、全体を良く診ないとわからない典型ですが、今の西洋医学では、CT、MRIなどを使って画像で確認出来ないと「異常が見当たりません」になってしまいます。幾ら「明らかな異常は有りません」と言って貰っても、当の患者さんは「そうは言っても痛い」んです。整体が悪い、西洋医学が悪いと言っているわけではありません。西洋医学で力を発揮できる場面も多くあります。体力・抵抗力がある人が治療を受ける場合には、手術で修復しても回復は早いですし、薬で治療するにしても消炎鎮痛剤なども功を奏します。ところが、体力が衰えた人にはこういう治療が悪いほうに行く事もあります。手術や強力な薬を使った事で、さらに体力を失って回復する力が無くなってしまうケースです。「もう年だから治療は無理です」と言われて納得できるものでは有りません。●様々な武器が必要整体やカイロプラクティックは医学の主流派から言えば「覇道」と言うことで片付けられてしまうかも知れません。しかし患者さんを楽にする、と言う観点に立てば、1つでも多くの武器を手にする事は、プラスにはなってもマイナスにはなりません。日本の医師法は外国には無い特殊な環境があり、医師には特権が与えられています。・国家試験に合格すれば、以後、更新は必要なく一生有効。・国家試験に合格すれば、今日まで内科であったが、明日から脳外科でも何でも標榜できる。・医師であれば、鍼灸も整骨も認められている。西洋医学の医師、整体やカイロプラクティック、整骨、鍼灸。総合力で患者さんに向き合う時代ではないでしょうか。アフィリエイトの厳しい現実、稼げませんED治療の最前線