消費者庁は、8月15日、介護ベッドの手すりのすき間に頭や首、手足などをはさむ事故について注意喚起を行った。

注意喚起は、7月に介護ベッドを使用する80歳代の男性がベッドのすきまに頭部が入った状態で発見され、死亡が確認されたことによる(事故の原因は現在調査中)。

介護ベッド用手すりの事故は、消費生活用製品安全法の重大製品事故報告・公表制度が施行された2007年5月以降、67件が報告され、うち死亡事故は35件を数える。
2012年6月、経済産業省と厚生労働省が都道府県の関係部局を通じて病院や介護施設、福祉用具レンタル事業者に介護ベッド用手すりによる製品事故を未然に防ぐための点検を依頼。同年11月には消費者庁が全国の在宅介護者向けにアンケート調査や注意喚起を行うなど、事故の危険性の周知や注意喚起につとめてきたが、またも死亡事故が起きる事態となった。
同庁では、再発防止のため、介護者に次の対策を要請している。

■使用中の手すりが新JIS製品かどうかを確認する
2009年3月にJIS規格が改正され、手すりと手すりのすき間、手すりとへッドボード(頭側のついたてなど)とのすき間の基準が強化され、安全性が向上した。使用中の手すりが新JIS規格でない場合、交換を奨励する。
新JIS規格の製品かどうか不明な場合はレンタル契約先事業者か販売事業者に問い合わせる。

■新JIS規格の製品への取替えが困難な場合は、すき間をふさぐ対策をとる
・すき間をふさぐ対応品を使用する。対応品の内容については各メーカーに相談のこと。
・クッション材や毛布などですき間をふさぐ。
・手すりなどの全体をカバーや毛布で覆い、手すり自体のすき間に頭や腕などが入り込まないようにする。
・危険な状態になっていないか定期的にベッド利用者の目視確認を行う。

詳しくは医療・介護ベッド安全普及協議会の「医療・介護ベッド安全点検表」を参照されたい。
一般社団法人全国福祉用具専門相談員協会は、全国生活協同組合連合会および全国労働者共済生活協同組合連合会の助成を受け、福祉用具サービス計画書を説明したリーフレット「福祉用具サービス計画書の読み方」を作成した。

福祉用具を貸与・販売する事業所では、福祉用具サービスの効果的な活用によって利用者の生活の質を高めることを目的に、平成24年4月から福祉用具サービス計画書(以下、計画書)を作成することが義務づけられている。
しかし、現状では、計画書に対する理解はなかなか進んでいない。

本リーフレットは、福祉用具専門相談員の説明を補助することで利用者・家族の理解を促し、福祉用具が適切かつ効果的に利用にされることを目的に作成されており、その内容は、大きな文字とイラスト、で計画書を作成する目的や各項目の内容などがわかりやすくまとめられている。
福祉用具専門相談員が利用者・家族に計画書の内容を説明する際に、本リーフレットを活用することで、計画書に対する利用者や家族の理解を促し、適切な福祉用具の利用につながることが期待される。

■期待される効果:
・利用者・家族:福祉用具専門相談員が本リーフレットを活用しながら計画書について説明することで、計画書に対する利用者・家族の理解が深まり、福祉用具の適切な利用につながる。
・福祉用具専門相談員:本リーフレットを通じて計画書の内容や意義をあらためて理解し、利用者・家族に計画書の内容をより適切に説明することができるようになる。
・ケアマネジャーなど他の専門職:専門職間での計画書の理解・活用の促進につながり、チームケアのなかでの職種間の連携がより一層進む。

本リーフレットは情報提供のため、7月末日に、全国自治体、介護実習・普及センター、全国の福祉用具貸与事業所、日本介護支援専門員協会の各都道府県支部などへ発送されている。閲覧したい場合は、連携福祉用具事業所や、加入しているケアマネ協会都道府県支部へ問い合わせてみてはいかがだろうか。
坂本電気工事株式会社は、緊急連絡装置を活用した“地域見守りシステム”と月1回の“定期訪問サービス”を提供する、地域密着型「高齢者見守りサービス」を、本年3月より開始していたが、需要の高まりを受け、本格的に始動すると発表した。

同社が「高齢者見守りサービス」を提供していくきっかけとなったのは、2013年のある日に、地域の元気な高齢者の孤独死という現実を知り、同時に、日本全国での孤独な最期を迎える高齢者の現実に直面したことだった。2011年のデータでは「死後4日以上経過して発見された人」の年間推計数が1万5,000件以上(ニッセイ基礎研究所)にものぼる。

現在、独居老人と呼ばれる高齢者で1人住まいの人や、高齢者夫婦のみで生活している人は、年々増加の一途をだどっている。今は通常は元気に生活していても、突然倒れてしまうかもしれないという不安を抱えながら生活をしていることが予想される。

実際に、高齢者が孤立死という形で発見される例が後を絶たないことから、同社はこのような現状に問題意識を感じ、高齢者に安心して毎日の生活を送ってもらいたいという想いから、この見守りサービスを立ち上げた


■サービスの概要:見守り連絡装置と24時間365日稼働のコールセンターにより、独り暮らし高齢者の安否を見守る。また月1回、定期訪問サービスを実施し、高齢者にとって安心できる生活をサポートする。

■サービスに含まれるもの:
・見守り連絡装置(連絡装置、ペンダント、お元気センサー)
・あんしん機器(自動火災通報器、センサーライト)
・定期訪問サービス(月1回30分)

■サービス利用料金:月額3,980円(税抜き)

■見守り連絡装置の連絡フロー:
1)体調の異変などが起こる
2)何かあれば連絡装置の緊急ボタンまたはペンダントのボタンを押す
3)コールセンターに連絡が入り、利用者と確認の連絡をとる
4)本当の緊急事態であれば救急車を呼ぶ。それ以外は、安否の確認をする
5)緊急連絡があった旨を家族とモヤモヤバスターズ(※)に伝える

■サービス対象エリア:
・広島県 福山市
・岡山県 浅口市、笠岡市、井原市
※その他の地域はお問合せ下さい
※対応エリア順次拡大中


■地域密着型「高齢者見守りサービス」詳細:
http://6868busters.com/service/mimamori.html

◎坂本電気工事株式会社
http://www.sakamotodenki.jp/