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案内標識
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近くの道端の紫苑と秋桜の花
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近くの道端の秋桜の花
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文珠菩薩騎獅像(奈良県指定文化財、鎌倉時代)平端駅前の案内看板より
![古都の寺院の隠された真実を求めて-201209290914000.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20120930/06/tf5efqy/a9/e0/j/t02200293_0240032012212549330.jpg?caw=800)
境内の地蔵石仏
昨日は、朝一に平端駅から徒歩で良福寺の文珠菩薩騎獅像の拝観に伺いました。
良福寺は、以前、額安寺を拝観した時に立ち寄り場所を確認しましたが、本堂内の厨子は閉じられていて中の様子を知る事は出来ませんでした。
何とか拝観出来ないものかと思い、大和郡山市の地域振興課に問い合わせた所、良福寺を管理されている西町自治会の担当者、竹中さんの連絡先を教えていただき一週間ほど前に連絡を取って、昨日の拝観になりました。
良福寺に向かう通端には紫苑と秋桜の花が綺麗に咲いていて目を楽しませてくれました。
約束の時間に良福寺本堂に到着すると竹中さんともう一名の自治会の男性が待っていて下さり、本堂の中に案内してもらって厨子を開帳してもらい、平成4年に奈良県指定文化財になった文珠菩薩騎獅像を拝観させてもらいました。
写真撮影は禁止なので、平端駅前の観光案内図に載せられていた写真を転載させてもらいます。
「ふるさと大和郡山歴史辞典」には下記のような説明がされています。
唱和59年3月29日、市指定文化財(彫刻)木造漆箔塗、座高45cmほどの小像。
獅子に騎乗し、蓮花座に座し、右手に剣、左手に蓮花を持ち、透かし彫りの光背をもっているが、本体以外は後補である。
頬に張りがあり、体躯の肉付も充実、袖衣のひだの流れもみごとで、鎌倉時代末ごろの精緻な作風をよく示している。木眼に造られているのも当時のものとしては珍しい。
作者は明らかではないが、西大寺の大仏師であった善慶の子の善春か、その弟子達の1人であると思われる。
境内には珍しい石仏もありました。
拝観を終えて、すぐ近くにある額安寺に立ち寄りましたが、来月の落慶法要に向けて最終工事が進められていました。