門前の案内看板
後白河法皇像(「拝観の手引き」より)
「後白河院梁塵秘抄」表紙
廬山寺の拝観を終えて、出町柳の駅から京阪電鉄に乗って七条まで移動し、特別公開寺院では、この日、最後の訪問になった法住寺に着いたのは3時半過ぎで、拝観時間は4時までなのでギリギリセーフでした。
親鸞上人坐像と親鸞上人自作と伝えられる阿弥陀如来像と今回、特別公開の後白河法皇像が安置されている阿弥陀堂から、まず拝観させてもらい、その次に忠臣蔵の四十七士御木像の安置されている部屋に通され、最後に身代わり不動明王像が安置されている本堂を拝観させてもらいました。
後白河法皇像については「拝観の手引き」に、下記のように説明されています。
法住寺陵には運慶作と伝わる後白河法皇御木像が安置される。江戸時代には、年に一度の命日に限り開扉及び参拝が許されていたという。明治以降、法住寺陵は宮内庁の管理となった。
後白河法皇八百年の御忌である平成三年(1991)を迎えるにあたり、その木像を模した法住寺陵御前立御尊像御造顕が発願され、宮内庁の了解を得て書陵部資料のもと、平安仏所・江里康慧師に願い造顕の運びとなった。
また、売店で二年前に亡くなられた先代の御住職が作成された「後白河院梁塵秘抄」小冊子と今様を収められたCDがセットされたものを購入しましたが、先代御住職の歌われる今様が素晴らしく何度も聴きなおしています。