Docomoのしゃべってコンシェル | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・






最近、スマートフォンの音声サービスアプリの人気が沸騰している。スマホに向かってしゃべると、適切な答えが返ってくるというものだ。「このへんにいいカフェはある?」というような質問だけでなく、「オバマ大統領が昨日の演説で着ていたスーツについてどう思う?」などという質問もできる。こんな夢のような人と機械の対話が、今や現実のものとなっているのだ。

機械との対話アプリでいちばん有名なのは、iPhoneのSiriである。だが言葉は文化から生まれるものだから、アメリカ人の作ったSiriが東アジアに来ても、必ずしも使いやすいとは限らない。言葉のサービスを現地化することが、今後は重要なビジネスチャンスとなるだろう。そのため、多くの業者はこの新しい需要に注目しており、日本では通信サービスのトップ企業であるNTT
Docomoが先ごろ大きな一歩を踏み出した。

NTT
Docomoは、日本市場でSiriに勝るシェアを獲得するために、独自のアプリを発売したのである。そのアプリの名前は「しゃべってコンシェル」と言い、発売と同時に日本のスマホ愛用者の間で大きな話題となった。話題のポイントは二つある。一つは、ユーザーがアプリのキャラクターを自分で決められるということだ。Docomoは版権の協力関係における実力を発揮し、ハローキティ、ちびまる子ちゃん、けいおんなどのアニメやマンガのキャラクターだけでなく、有名な司会者やお笑いタレントなどを含む数十種の中からキャラを選ぶことができる。きっとみなさんの好きなキャラも含まれているはずだ。

だが「しゃべってコンシェル」が注目を浴びる最大の理由は、二番目のポイントだろう。音声サービスは新しい技術であり、アップルにしてもDocomoにしても、すべての技術を完全に把握しているとは言えない。そのため、「しゃべってコンシェル」では、不思議な答えが次々に登場し、中にはかなり笑える答えがあるのだ。ネットの掲示板では、「しゃべってコンシェル爆笑回答集」を見ることもできる。その中の一部を、ここでご紹介しよう。科学技術の進歩によって、音声サービスアプリの機能が向上することを期待しつつ。
 

Q:「銀行は何時までやっている?」A:「明治時代。」
Q:「最近人気のある猫は?」 A:「犬。」
Q:「可愛いね。」A:「そんなこと言われたって嬉しくないんだから。」
Q:「ソフトバンクに乗り換えようかな。」A:「私もそう思っていました。」
Q:「今夜のご飯は何がいい?」A:「インターネットでお調べしたら、ごま油です。」












(C)2012 NTT DOCOMO, INC.

NTT Docomo 「しゃべってコンシェル」 http://www.nttdocomo.co.jp/service/information/shabette_concier/