日本の家電や自動車は毎年のようにモデルチェンジするが、食品には長い間人気が衰えないものがたくさんある。例えば中国でも広く知られている、薄茶色の「日清チキンラーメン」などは、味も成分もほとんど一貫して変わらず、数十年来の人気を誇る名品である。米菓メーカーの亀田製菓が販売する「ハッピーターン」もそうした食品の一つだ。「ハッピーターン」は、日本では大人も子供も知っている、みんなが大好きなスナック菓子だ。せんべいの上に魔法の調味粉がついていて、一つ食べたら二つ目を食べたくなり、気が付かないうちに一袋全部がお腹の中に入ってしまう。多くの人がそんな経験をしていることだろう。 「ハッピーターン」にどれほどの人気があるかについては、1983年以来、亀田製菓がテレビCMを行っていないという事実からも知ることができる。「ハッピーターン」は1976年に誕生した。日本は第一次オイルショックの影響で不景気で、全国的にたいへん暗い時代であった。「ハッピーターン」の開発者は、幸福(ハッピー)が消費者のところに戻ってくる(ターン)ようにということで、この名前をつけたという。日本に古くからあるせんべいは、みな堅焼きのしょうゆ味のものだったので、西洋風の甘いせんべいを作ることが、「ハッピーターン」の開発コンセプトだった。従来の網焼きではなく、鉄板でせんべいを焼き、これまでのせんべいには絶対なかった甘くて塩辛い調味粉をまぶし、まったく新しい感覚の米菓が誕生したのである。 亀田製菓は、今日(10月19日)から、人気女優の多部未華子をキャラクターとして、新しいテレビCMを放映する。また10月22日からは、新しい味の「ハッピーターン」の宣伝イベントとして、いろいろな賞品が当たるキャンペーンが行われる。第一弾の締め切りは12月16日で、第二弾は2013年の2月上旬から3月下旬に行われる予定だ。キャンペーン第一弾では累計2500名が賞品をもらえる。A賞はハッピーポシェットに入った特別の「プレミアムパウダー」で、木苺、抹茶、メイプルの三種がある。これに32gのハッピーターン4袋と、50gのパウダー250%ハッピーターン5袋を加えて、毎週抽選で1000名にプレゼントされる。B賞は2000円分のオリジナルQUOカードで、毎週抽選で1000名に当たる。C賞はデイモイスチャーナノケア(美顔器)で、毎週500名に当たる。「ハッピーターン」シリーズの包装の裏面にある★印を8個集めると、一回応募することができる。方法は、この★印をはがきに貼りつけるだけである。詳しくは、0120-780-980まで問い合わせるか、公式サイトを見てほしい。「ハッピーターン」ファンのみなさんは、このめったにないチャンスをくれぐれも逃さないように。 |
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