第32回 自由が丘 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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【自由が丘の概要】渋谷から電車で10分ほどのところにあり、西洋建築や、インテリアの凝った生活雑貨やスイーツの店が街のあちこちに潜んでおり、ヨーロッパの雰囲気がいっぱいの住宅地である。風景も優雅で、交通も便利で、東京の雑誌で最も住みたい場所のアンケートを取ると、いつも上位に挙がる。人気ドラマ「花より男子」のロケ地でもあり、近年は女性たちの大好きなスイーツの店で有名である。


【名前の由来】1932年までは「自由が丘」という名前はなかった。1927年に、教育家の手塚岸衛がここに、自由主義を理念とした自由ヶ丘学園を開校した。1932年に東京市域拡張に伴って目黒区が成立した時、地名も自由ヶ丘(現在は自由が丘)となった。元は竹林が多かったが、東横線の開発で大量に伐採が行われ、現在の竹林は熊野神社だけに残っている。


【自由が丘の祭り】1月には800年の歴史を持つ熊野神社で元旦祭りが行われる。4月には桜の木の下でコンサートが行われるさくら祭りがある。8月には駅前広場で大きな櫓を囲んで盆踊りが行われる。10月には数十万人が参加する自由が丘女神祭りがあり、有名歌手のコンサート、米軍のバンド演奏、キャラクターショーなどが行われてたいへんにぎやかである。12月は幼稚園児たちが聖歌を歌うクリスマスツリー点灯式が行われる。












タイトル:「静かな黄昏」
場所:美観街
撮影のポイント:自由が丘の雰囲気がいっぱいの飲食街。しゃがんだ姿勢で撮影し、視点をできる限り地面に近づけて、焦点を通りのいちばん遠くに合わせて、たくさんの看板が最終的にそこに集まるようにする。
使用フィルタ:Hefe+彩度-フレーム(陰鬱な黄昏の雰囲気をかもし出す。フレームを除去して情報量を増加する。)






タイトル:「通り過ぎる」
場所:自由が丘第一マンション附近
撮影のポイント:巨大で目を引くお茶の広告の前に立って、先にちょうどよい画面を選び、通行人や車両が通るのを待つ。人物の大小の対比と、広告とバイクの静と動の対照が、画面を生き生きとして面白いものにする。
使用フィルタ:Sutro+彩度(中央を明るく、周囲を暗くする。フレームが装飾効果を出す。)












タイトル:「質屋の来客」
場所:自由が丘デパート附近
撮影のポイント:時代の雰囲気に合わない貴金属や宝石の質屋。上部の看板が画面の三分の一を占める。看板の下は左右に分けられる。人物が右側に登場し、物語を感じさせる。
使用フィルタ:Earlybird(「昔の写真」の効果を出し、古い時代の物語を思わせる。)






タイトル:「高架橋下」
場所:自由が丘アキオビル附近
撮影のポイント:巨大な壁画の前に、二台の自転車が画竜点睛(画面を完全なものにすること)の役割を果たしている。必要のない部分をぼかして、全体を静かで穏やかなものにする。
使用フィルタ:Sutro+彩度-フレーム+上下のぼかし(アニメの情景のような効果を出す。)














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