携帯アプリ「トモコレ」 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・






ここ数年、交流サイトは全世界で大人気となっている。性産業の道具となってしまったサイトもあるが、そうではないサイトも多い。特に結婚率や出生率が低下する一方の国において、交流サイトは民族の命脈をつなぐための最後の手段となっているのだ。日本は、世界でも出生率が最低の国の一つである。

少子高齢化が深刻化し、社会の圧力が依然として緩和されない日本では、若者はますます結婚したがらなくなり、恋愛すら望まない人も多い。2011年の日本政府の調査によれば、現在18歳から34歳の未婚の日本人のうち、半数以上の人が恋愛をしていないという。そればかりか、恋人のいない人のうちの半分は、そもそも恋人を探したいとも思わないと答えている。彼らはそれぞれの小さな世界にこもり、オタクとして一人の生活を楽しんでいるのだ。ある研究によれば、このままいくと日本の出生率は数百年後にゼロとなるそうだ。


独身者増加の問題は、すでに社会の各局面に浸透しており、日本の「無関心社会」の原因の一つともなっている。2010年から、一部の民間機関では、シングルマザーと独居老人が共同生活をする新しい家庭のモデルを推し進め、双方の生活と心に新しい拠り所を提供しようとしている。こうした背景にあって、交流サイトは決して一部の若者たちが好き勝手なことをするための、役に立たないくだらないサイトだとは言えなくなっている。若者たちのためにもっと多くの交流の機会を作り出すことは、社会全体の責任となっているのだ。


ここ数年のスマートフォンの普及に伴い、携帯電話のアプリを使って交流活動を行うことは新しい流行になっている。携帯電話を使っていつでもどこでも、ある条件に合う友人を自分の近くで探すのは、パソコンのネットで友達を探すよりはるかに便利で確かな方法である。日本のあるアプリの会社が、「トモコレ」という携帯アプリを作製した。これは性別、年齢、地域などを入力するだけで、自分の気持ちに合うかもしれない友達を探し出せるというものだ。自分のSkypeやLINEやKakaoのIDを登録すれば、こうした新しい友達とすぐに連絡を取ることができる。現在このアプリは、アップルマーケットとGooglePLAYで無料でダウンロードすることができる。もっとたくさんの若者たちが、交流サイトを使って心の慰めを得られることを願っている。













画像提供:SVC inc

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