皆様こんばんは。
季節も変わり,僕の戦いにもひと区切りがついたので,ここに記録を残します。

ひと区切りとは,安藤ゆずとチームしゃちほこ,のことです。皆様もご存じの通りの,(ここから先は僕の手がいやがってます)安藤ゆずがチームしゃちほこから卒業する,(そして卒業した,)という発表のことです。

さて,ブログでは初めましての方も多いかと思いますので,自己紹介から始めます。
tezzieと書いて,てっちー,と申します。学生時代にこう呼ばれていました。ただ,この名前をかなで書くと,なんとも締まりのない字面になってしまいます。そこで,当時のドイツ語の授業で学んだ,怪しいスペリングをもとにtezzieとしました。

僕がチームしゃちほこ(以降しゃち)を知ったきっかけは,首都移転計画のMVでした。
「ほうほう,ももクロの妹分か。」
「紫は振りが大きいなあ。黄緑はよく動くなあ。ピンクは,なんだか怖いなあ。」
怖い,というのはうわべだけの言葉で,その内には畏れがあったのだと思います。触れることは許されない,触れた者はその罪を生涯背負っていかなければならない。そういった畏れを感じていたのだと思います。
そんな感じで,安藤さんには恐れをなしていました。

初めての円盤は「ひまつぶし」です。仕事の憂さ晴らしに買った1枚でした。理由はそんなケチなものでしたが,聞いてみればどの曲も丁寧に収録されていて,自然と心に響いてきました。特にカントリーガールは,僕の境遇と重ねてしまい,何度も聞き返していました。
そう,しゃちは歌が良いのです。共感できる,というか,共感をもらっているように感じるのが良いのです。

初イベントは「チームしゃちほこ『ひまつぶし』購入者応募特典会@パシフィコ横浜」,前述の思いもあり,大黒さんレーンに応募しました。この話は他所でしますが,楽しかったですねえ。僕の苦手な400 ml献血が問題なく可能なくらいボルテージ上がりました。肝心の安藤さんのことは,つい立ての隙間からそっと窺うくらいでした。

初ライブは「シャンプーハット発売記念FreeなLive@ららぽーと柏の葉」です。ここから安藤さんへの想いが緩やかにつのっていきます。印象的だったのがcolors,ここで初めて安藤さんのハモりパートを聞きました。結構良いハーモニーを出してて,担当は伊藤さんかな?と目をやっても歌ってないし,そうしたら誰だ?ってなるわけです。メインは咲良さんだから,もう一人歌ってるのは?安藤さんか!こんなこともできるのか!と衝撃を受けました。
直後の握手会は節約して1枚だけ,大黒さんのTEAM寒色に,と出掛ける前から決めていました。でも,あの歌声に感動して,安藤さんを褒め称えたくて,たまらずもう1枚TEAM暖色を追加したのを覚えています。安藤さんとのお話は,まだうまくできなかったかな。それでも精一杯受け答えしてくれたのが印象に残っています。

ここからしゃちを追いかける日々が始まりました。時系列順に行くとこんな感じです。
って一度まとめてみたのですが,後半が勢いづいて大量に増えてしまいました。見やすく区切りのよいところまで,ここに書きます。

2014.11.30:Eしゃち本舗申込(23日のイベントに感謝をこめて)
2015.04.04:赤坂BLITZ昼公演(トリプルセブンでしゃがむのは聞いていたが,直面したら焦った)
2015.05.09:幕張Day 1(サインもらったがサマラバ歌えなくて悔んだ)
2015.05.10:幕張Day 2(ミッションは2度ないことを知って更に悔んだ)
2015.05.17:オアシス21(ミッションの件を直接懺悔しに行った)
2015.07.26:CBC夏まつり(事前物販の事前物販ついでに)
2015.08.28:しゃちサマ2015(妹をダシに平日休み)
2015.09.27:メ~テレ秋まつり(休みの都合がついて突発しかし往路で散々雨に降られる)
2015.10.10:ホールツアー大阪(なんだかうずうずして一般販売。まさかこうなるとは。)



自己紹介だけで結構なボリュームになりました。

僕は元々,チームしゃちほこ(以降しゃち)のワンマンライブを狙って,かつ予定がなかったら参加するという,ごくごく浅い,ライトなしゃちファンでした。生写真はライブの記念に1セットのみ。CDも行くあてのある分まで。認知はもらえたら嬉しいけれど,みんなの気合には負けてもしょうがないな。そんな奴でした。
ホールツアーまでの記録が,まさにこのスタンスを物語っています。

そして迎えたホールツアー大阪。一般販売遠いなー,周りの皆様に申し訳ないなー,なんて思いながらも楽しんでました。でも気づいたら安藤さんが転がってました。また自由にやっちゃって,カワイイじゃない。なんて思ってたのに,全然起きてこなくて。でもちょっと心配になってきたころ起きてきて,じらしがうまいなあ,なんて感心してました。
でも,ここからしばらく,おやすみの時期が続きました。

僕は楽観してました。11月になれば戻ってくるさ。そう思ってました。だけど,結果は違っていました。まず2ショット会が延期に,そしてソロライブも延期になりました。途中,
ケッタイベントに顔を出す一幕もあったものの,無期限活動休止を経て,卒業に至りました。



本当に書きたいことに対する前置きが長くなってしまいました。本当は,「僕の苺戦線」と題して,乙女祭りからの思い出を書きたかったのですが,どうも時間配分を間違えたようです。今日もこれ以上遅くなるわけに行かないので,あと1節だけ書いて,一区切りとします。



結果として,卒業のお知らせを以て,僕の苺戦線は一区切りがつきました。勝った負けた,望んだ望まなかったはともかくとして,区切りがつきました。咲良さんの言うとおり,このタイミング,この形しかなかったのかもしれません。

僕が,スーパーいちご星人なんて,正直ふざけた名前を付けて,気軽に始めた本気のゆず推し。乙女祭り,JK卒業式,SAKURA FES,そして,ラクーア以降は通常イベントでも,出来る限り,力の限り,本気のゆず推しを貫いてきました。中途半端はもう嫌で,今更ではあったけれど,それまでの中途半端さを悔いるように,周りの目を気にしながらではありましたが,僕の全力をつぎ込みました。乙女受験戦争のゆずぽんコール,定着してよかったな,なんて喜んでいました。

でもある時,ふと思ってしまったんです。会場のコールが割れているな,って。僕がしゃち現場に感じる美しさのひとつ,良く揃ったコールが聞こえないな,って思ったんです。これまでコールに参加する人数の大小はそれぞれあれど,コール同士が衝突しあうことなんて無かったはずでした。
そんなコールの衝突を,僕自身が起こしていることに気づいたのは鯱のぼりの頃でした。まだその頃は,ゆずパートはここだよね,みんな代わりに歌ってくれてありがとう,という感謝も込めてコールを送っていました。コールの衝突も,まだ日が浅いし,いつか揃ってくるでしょう,くらいに思っていました。
本当に最近のことですが,エンジョイ人生くらいはコール揃わないかな,って思っていて,まさにその場所で全開でコールしたんです。自分が思う中で,今までで一番大きなコールだったと思います。でも,全然揃わなくて,それでムキになってやるもんだから声も汚れてきて。そうしたら,歌ってるメンバーに申し訳なく思えてきたんです。調べた限り咲良さんには申し訳ないことをしました。
もうこれ以上,僕の手では汚してはいけない。そんな風に思ったのです。



僕は,しゃち現場は美しくあってほしいと願っています。

坂本さんが書いていました。みんなで力を合わせるときなんじゃないかな。
咲良さんが書いていました。手をつないで一緒に前に進んでくれませんか。
伊藤さんが書いていました。これからも一緒に付いてきてくれると嬉しいです。
大黒さんが書いていました。一緒に涙を拭いて、同じ夢見て、前に進んで欲しいです。
秋本さんが書いていました。毎回最高に楽しんでもらいたい。

僕なんかが,みんなの願いをブチ壊すわけにはいかない。

そして,安藤さんが書いていました。これからのチームしゃちほこも応援よろしくお願いします。

安藤さんへ19歳のお誕生日プレゼント,素敵な未来をあげる,と約束しました。安藤さんが大切にしてきたチームしゃちほこ,これからも応援して行きます。そして,チームしゃちほこの素敵な未来を,安藤さんに届けます。

2016.10.02 tezzie