ところで・・・
知っている人は知っていますし、知らない人は知りませんが(当たり前)、
おいらは、会社が休みで、ショウの学校があるときには、勝手に授業参観に行っています。
幸い、学校側がかなり寛容で、保護者であればいつでも学校で授業を見ることが出来る
のです。ですが、何度か行っているうちに、なんだかよくわからない展開なのですが、
気付けば先生のお手伝いをして、テストの丸付けをしたり、遅れている子の勉強を見たり
するようになっておりました。
そんな日々を過ごしているある日。。。
いつものように授業参観をしに行きました。息子であるショウとその友達と
一緒に当校していると、その集団に一人の女の子が加わってきました。
「おはようございます。ショウくんのお父様ですか?」
落ち着いた声で挨拶をしてくるのは、3学期から転入してきた女の子。黒髪挑発、品の良い顔立ち・・・
「???おとうさま???あっ、えっと、そんな大したもんじゃないんだけど、一応コイツの父です。」
もう、あからさまに戸惑うおいら。そして、そんなおいらにまるで気づかないように普通に話し始める彼女・・・
「ショウくんは、算数がすっごく出来ますよね。ウラヤマシイ・・・。わたしなんて・・・全然ダメ・・・
・・・ところで、お父様はどこの生まれですか?」
小学2年生が世間話ですか?????
どんだけ、社交界馴れしているのですか???
「あぁ、おれは生まれは文京区で・・・えっと、駅で言うと・・」
などと、ウロタエながら会話を続けるおいら。そして、なんとか学校へ・・・
この日は、今春卒業する6年生を送る会を行なうので、その準備のために薄紙でバラの花を作る作業を実施したのであります。。
息子に一度、やり方を習ったおいらは、今度は教える側に・・・
件の彼女が、なかなかキレイにバラを作れないのを見て、アドバイスを行なったりしたわけです。
「これはね。一枚一枚、しっかりと広げて、丸くま~るく形をつけて行くとお花っぽくなるよ。」
「なるほど、そうなんですね。こんな感じですか?」
「うん、そうそう、キレイにできてるよ。その調子でやれば、全部広げたときにキレイに出来あがるから大丈夫だよ。」
「ありがとうございます。アドバイスの仕方がとっても上手ですね。・・・学校の先生になったらよかったのに・・・」
・・・・君、小2だよね???
なに?その礼儀正しい言葉遣いと、若干の控えめな相手を持ち上げる言の葉・・・
ひょっとして君、お金持ちの令嬢で、高い教養を得ていたり???
そんな感じでおいらが面食らっているうちに、授業時間が終了。
彼女が、おいらのほうを向いて言います。
「ご指導、ありがとうございました。」
・・・???わかった!君んちのおかあさんは、お嬢様。もしくはお父さんが会社の社長だ!
おいら、そういう礼儀正しいの、苦手なんだよね~。・・・えとえとえっと・・・
「あ~~~、どう致しまして。」
まんま椎名誠のような返事になっちゃいました・・・
そして、彼女は続けて言います。
「あの~宜しかったら、一緒に帰りませんか?」
宜しかったら???
いやいやいや・・・
わかった!君のおじいさん、ロマンスグレイでしょ!!!
女の子って、小学生でも油断できませぬな・・・
ショウが男でよかった。