大変ご無沙汰しております。えっと、けっしてこのブログのことを忘れてたわけじゃないんだけど、まぁ、ほぼ忘れてたわけですけど、ときどき気にしてました。
そろそろ再開しよっかなぁ、とは思っていて、けど、いきなり1年半前と同じスタイルで書き始めるのはなかなか骨の折れることです。
で、以下の記事は、僕がよそで書いた日記で、これ自体かれこれ10ヶ月くらい前のシロモノですが、とりあえずこの記事を再開のきっかけにしよっかなぁ、なんて思っています。
では、かならず近いうちに。
僕が細々と音楽の感想を書いてたブログは、かれこれ半年前、この曲について書く手前でストップしちゃってます。
この曲のせいではなくて、ちょうどその頃から仕事が忙しくなって、ドシッと構えて音楽を聴く時間も精神的な余裕もなくなってきたからです。
けど、この半年の間、この曲はずいぶん何度も聴きました。感想が書けなかったために解きかけの宿題のように引っかかりを感じていたという側面もありますが、この曲自体がとても魅力的で、聴き飽きるということがないからです。
ブラームスはわりとクセの強い作曲家なので、どの作品も簡単にすみずみまで楽しむというわけにはいきませんが、特に室内楽の分野、とりわけ3曲が残された弦楽四重奏曲については、ブラームス好きの間でもなかなか複雑な評価がなされています。
まぁ、平たく言えば、暗くて重いのです。暗くて重いなかで言うと、とても暗くて重いのです。
3曲のなかではこの第2番が最も親しみやすい旋律と変化に富んだ展開を持つと僕は思いますが、それにしたって、全体に明るい印象はなく、どちらかというとシリアスです。
それでも、室内楽にしては相当長い演奏時間にもかかわらず、この曲についつい最後まで耳を傾けてしまうのは、その細密な構成のせいばかりではありません。
内的な世界に深刻に向き合いながらも、そこかしこでツルリと現れる甘美な表現には何度聴いてもグラリとしてしまうのです。
会議中、真剣な表情で発言している女性にふとした拍子に色気を感じちゃうみたいな? ・・・ まるっきりセクハラえろオヤジですね・・・
ハイ!そのとおりです!私がただいまご紹介に預かりましたセクハラえろオヤジです!
・・・えっと、そろそろブログ再開しよっかなぁ、いや、ほんとに