前回までで、ターゲット像、プロダクトを特定しました。

 

ターゲット像

・アジアからの観光客

・直営の飲食店の客

・食に敏感な女性

・健康意識の高いシニア層

・インターネット顧客

・食品卸売りZ社

 

プロダクト

・安全安心を訴求できる製品

・健康意識の高い消費者に訴求できる製品

・食に敏感な消費者に訴求できる製品

・高付加価値な製品(特に、しょうゆ関連製品の強化)

・アイテムの絞込み

・新製品の開発

・インターネット販売に使える製品、または、製品開発

 

今回は、プレイスを見てみましょう。

 

第1段落

・X市の郊外に工場と本社がある

→ 工場見学に使うかも

 

第2段落

・X市の市街地(観光地でもある)にある直営店

・直営店に併設の飲食店

 

第3段落

・有名な鶏料理専門店

→ これはこのまま

 

第4段落

・なし

 

第5段落

・なし

 

第6段落

・直営店併設の飲食店(第2段落と同じ)

 

第7段落

・Z社

・国内の百貨店や高級スーパー

・東アジアやアメリカの日本食材を扱う小売業

・インチーネット販売

 

第8段落

・なし

 

強化すべきプレイスをまとめると

・X市街地にある直営店

・直営店に併設の飲食店

・本社と工場 → 回答の構成次第で使うかも

・Z社経由で国内の百貨店や高級スーパー

・Z社経由で東アジアやアメリカの日本食材を扱う小売業

・インターネット販売

 

ここまでで、ターゲット、プロダクト、プレイスを特定しました。

 

あと、プロモーション、プライスです。

 

プロモーションは次回に見るとして、プライスについてはいつもどおり、「高付加価値」できまりでしょう。

高付加価値の関連ワードを抽出しておきましょう。

 

第1段落

国産丸大豆を原材料とし、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けている。

 

第2段落

地元食材の利用やカロリーや減塩など健康に配慮したメニューと彩り鮮やかな盛り付け

・うどんを主食とし、地元野菜を使った煮物や天ぷら、刺身、ひとくち和風デザート、食後に黒豆茶を添えた定食で、客単価は1,250円程度

 

第3段落

・B社のしょうゆの濃厚さと芳醇さ

 

第4段落

伝統的手法で作られた天然醸造しょうゆ、減塩しょうゆ、大豆も塩も小麦もすべて地元産の原材料で製造した数量限定しょうゆ

B社のしょうゆをベースに作られたしょうゆ関連製品

 

第5段落

・製品価格帯は、しょうゆ業界平均よりも全体的にかなり高めのゾーンに位置

 

第6段落

・基本調味料としてのしょうゆの製造販売だけではメーカーの利益が薄いのが実情

→ これは、「しょうゆ関連製品は高付加価値なので強化してください」、ということでしょう

・直営店併設の飲食店の好調な売り上げが貢献

→ 飲食店の製品も加工度が高いので高付加価値ですね

 

第7段落

・高付加価値型のこだわりの自然食品・健康食品全般

・百貨店や中~高価格業態のスーパーや自然食品

・国外では東アジアやアメリカなどで日本食材

・インターネット

→ やり方次第で高付加価にできる

 

第8段落

・なし。

 

まとめると

・国産丸大豆を原料

・天然醸造

・減塩

・伝統的手法

・地元産の原料のみを使った数量限定品

・地元食材

・健康に配慮

・濃厚さと芳醇さ

・しょうゆ関連商品

・こだわりの自然食品・健康食品

 

こんなところでしょう。

 

最後にプロモーションです。おそらく試験問題の本丸ですかね。

 

つづく。

 

応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村

 

このブログのお問い合わせはこちらから