天楼です!
本日は『負けの美学』というテーマです😏✨
友人からこのテーマで話せという事だったので(笑)
勝負の世界とは強いものが勝ち、弱いものが勝つ、
これは当たり前のことでは御座いますが、
時に残酷な事でもあります。
必死に努力したからと言って、
いざ本番で勝てるとは限らない。
当然対戦相手も死ぬ程努力してるわけですから。
僕は毎年ゴルフのMastersを楽しみにしています。
毎年ドラマが生まれます。
そして毎年、誰が勝とうが感動します。
特に今年優勝したローリー・マキロイ。
実はこのマキロイ、2011年の大会では、
2位に4打差をつけて最終日を迎えたんです。
ところが、最終日に80と大崩れ。
結果15位になりました。
キャリアグランドラムの1番とネックとなっていた、
彼には勝てない、そう言われたMastersで、
今年、ついに勝利を手にした。
当然、マキロイが勝ったことにより、
その他の選手は全員敗者となります。
けど、誰1人、選手もパトロンも、彼を祝福しない
人は居なかった、それくらいマキロイの勝利に、
負けた者も賞賛を送った。
勝った者は祝福を受け、負けた者にも健闘を
讃える、それがMastersです。
因みに賞金総額は約30億円、優勝賞金はおよそ、
6億円です、実力で取れる夢の宝くじですよ(笑)
因みに松山英樹選手がMastersで優勝した際の
優勝賞金は207万ドル、日本円で約3億2千百万円。
僕は子供の時は良く将棋盤を挟んで、
友人と将棋を指しました、だいたいボコボコに
やられました(笑)
例えば感性で何とかなる麻雀なら良い勝負が
出来るんですけどね、完全に理論と先読み力が
重要な将棋だとボッコボコです(笑)
将棋の世界で伝説の棋士と呼ばれる人が居ます。
古くは升田幸三、大山康晴、近代将棋では
藤井聡太が既に生ける伝説となっていますが。
その中でも僕が好きな、伝説の鬼手、
5.2銀を放った棋士、羽生善治。
その羽生さんが仰ってた言葉があります。
美しい手を指す事が、結果として正しい手となる
完全に無駄が無くならないと絶対に美しくならない
美しいものには無駄がない
正しい手とは無駄のない美しさがある手の事だ
この様に仰ってます。美しいものを目指す、と。
ただ、これは1人では成り立たないと思います。
対局者も無駄の無い手を指すことにより、
美しい一局が完成する。
名勝負とは、絶対に1人では成り立たない。
少し哲学的な話になってしまいましたが(笑)
当然負けたら悔しいですよね、だけど、
負けた人が全力で実力をぶつけたからこそ、
それを凌駕した勝者が際立つんだと思います。
言い方は悪いかも知れませんが、圧倒的な実力差で
いじめにも見える様な勝負もあったりします😅
性格が捻くれた人からしたらよだれが出る様な
ことかも知れませんけど僕は嫌いです(笑)
ふと思い出しましたけど、K-1。
レイセフォー マークハント という動画を
探して下さい、かろうじてセフォーが
勝ちましたが。
その後に、マークハント ジェロムレバンナ
と調べて下さい、優勝候補と言われたバンナが
ボッコボコにやられます(笑)
解説が、追い詰めたジェロムレバンナ‼️
と言った後にハントが、ほーら、殴ってこいよー、
全然効いてねぇよー、ってアクションを
取るんです、その後です、
バンナが、ボッコボコにやられるです(笑)
良い試合でしたが、圧倒的な差があると、
名勝負、とは言い難いですよね😅
因みにこの年、2001年でしたが、ハントと戦った
アダムワット、ジェロムレバンナ、
ステファンレコ、フラシスコフィリオ、
全員ボッコボコにして優勝します(笑)
その翌年、それまで生涯一度もダウンしたことない
マークハントからダウンを奪う選手が現れます。
中迫剛という日本人です。
結論から言うとハントに負けるですが、
僕はこの試合、良い試合だったなと思います。
負けた中迫剛を後ろから抱きかかえて、
お前、やりやがったな(笑)って感じで、
最後抱き合うシーン、恐らく言葉は交わしてないと
思われます、中迫さん英語話せなそうだし(笑)
それでも、敵として対峙してた者同士が最後は
笑顔でお互いを称賛し讃えあう、
負けた中迫さんも、初めてマークハントから
ダウンを奪った人間として、記録と記憶に残った✨
これが勝負の美しさ、
というものではないでしょうか✨
美しいものには無駄がない。
無駄がないものを目指して、僕も頑張ります(笑)
本日、『負けの美学』というテーマで
お送りしました‼️
それでは、今日という1日が皆さんにとって
最高の1日になります様に、せーのいいね‼️✨