ゴマダラカミキリ
「また出てきやがった。この胸のあたりに獣が棲んでいやがる。」

老スズムシ
「才能がありすぎても辛いのだな」

ゴマダラカミキリ
「月も星もない闇がつづいておる」

老スズムシ
「いつになく詩をたれおって・・」

ゴマダラカミキリ
「いつになったら日が上がる?」

老スズムシ
「虫の心は弱いのう」

ゴマダラカミキリ
「いくらなんでも、もう夜明けでも良いではないかっ!!」

老スズムシ
「小僧めっ!!葉に包まれて休みたいか?甘えやがって!!」

ゴマダラカミキリ
「無明長夜の果てにいったい何が待っている??」

老スズムシ
「不安か!?叫びたいか!?」

ゴマダラカミキリ
「グッギギギギ!!」















老スズムシ
「どんなに闇が深くても、開けない夜はありますまい。」

ゴマダラカミキリ
「ついてこれるのか?今にも増して心労をかけるぞ!!」

老スズムシ
「なんの事で?わしはただ、気の向くままに面白おかしく毎日を過ごしているだけじゃよ。」


こいつが一番好きだった。


蘭は木に寄生して育ちます。


野生の蘭は根っこが丸見えで気持ち悪いんだ。


木に寄生して栄養を吸って、美しい花を咲かせるの。


だから水商売のお花は蘭が代表なのでしょうか。

下品であるけど、美しい。


今日からまた、1週間のスタートでございます。





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