レジン瓶熱間加工 | ガレージの工房

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こんにちは


今回はレジン瓶の熱間加工についてです。


ようするに加熱して変形させます。




木工旋盤で製作した元型によるキャストが上手くいかなかったので、


別の方法を考えました。




アクリルパイプは熱を加えると変形するのですが、


冷えると元の強度になりますので、


パイプの先端だけ加熱して絞り込めばいいラインが


出せるのではないかと思ったのです。




ここで重要なのはパイプを均一に加熱して


同時に絞り込みができて、


すぐに冷却できるようにすることでした。


知恵を絞って考えていたのですが、


知恵熱が出そうになったので、


気分転換に子供たちと遊んでいました。


そのとき、子供たちが「今日のお昼ご飯はタコ焼きがいい」


と言ったのです。・・・!!! 「これだ !」と思いました。


お昼ご飯用のたこ焼きを近所のたこ焼き屋さんに買いに行って


焼くのをじっと見ていて確信しました。


たこ焼きを食べて落ち着いてから早速、作業開始です。


こちら


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大阪の家庭ならどこの家にもあるタコ焼き機です。



まず、平らな部分で先端を加熱します。


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少し変形し始めたら半球型の中へ入れます。


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更に加熱して変形が大きくなり始めたら少しひねりながら押しつけます。


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先端が絞り込まれていきます。


良い感じの直径になったのを見計らって、


水を一気にぶっかけて冷やします。


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更にパイプ全体に水をかけて冷やします。


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こんな感じです。


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次に、丸ノコで良い長さに切断します。


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母材ができました。


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これを仕上げていきます。


タコ焼き機だと、直径30mm~40mm程度のパイプが


加工できます。それ以上小さいものは半球の直径がそれなりに


小さいものを用意する必要があります。




いかがでしょうか。



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