3週間の個室での入院を経て、
先生からやっと退院の許可をもらいました。
それは癌の薬も飲まない1週間。
11/5
やっと、やっと、、、、
ここから出られる。
それが正直な気持ちでした。
喉が詰まりそうなくらいなんとか1日を過ごしていたので11/5の退院日は本当に嬉しかった。
姉とパパが迎えにくる。
5階のお世話になった方々にお礼を言って退院しました。
久しぶりに外に出てみると、
まだ暖かくて心地いい気温だったのを覚えています。
雲一つない青空でした。
5階に移動する前に7階で出会った
丹野ヨシミ(仮名)さんの事を少しご紹介。
私が胃がんと診断されてから
不安と悲しみと訳わからない感情で押しつぶされそうになってた時、
こんにちは!
と声をかけてくれたのが丹野ヨシミさんでした。
あなたは何の病気なの?
と聞かれ、
胃がんです。
と答えると、
そうだったのね。辛いよね。
私は肺がんで、骨に転移しているの。
と色々話してくれました。
家族の事、自分の事、私が悲しまないように明るく話してくれました。
自分も辛くて苦しくて不安なのに、
いつも前向きで、一緒に頑張ろうねっ!って励ましてくれて。
大丈夫、もし私が先に行ったら
あきちゃんの痛いの全部持っていってあげるからね。
とか、
日々に感謝しようねって言われ、
ご先祖さま、神様、守護霊様、そして支えてくれるみんな、なにより今日も頑張った自分にありがとうをしなさいって。
感謝の気持ちを忘れない事。
これを丹野さんは教えてくれました。
病気をしてこんなに素敵な人に出会えた事、病気も悪い事ばかりじゃないなって思いました。
丹野さんとは時々抗がん剤投与の入院中に何度か期間が被る事があり、その度に元気をもらっていました。
でも、人に弱みを見せない人だから
辛い時、一人で耐えるんです。
だから、せめて私は
痛いの痛いの飛んでいけー!
辛いの辛いの飛んでいけー!
怖いの怖いの飛んでいけー!
って
空に向かってつぶやいていました。
どんなに歳をとったって、
病気は怖いし、死ぬのは怖い。
でも、人生で前向きに生きるか
後ろ向きに生きるか
どうせなら前向きに生きたい
経験は必ず財産になる。
無駄なことは一つも無い。
わたしには、
家族がいて
支えてくれる友がいて
1人じゃ無い。
いつかみんなに恩返しできるように
今はまず自分をいたわることにしました。
がん細胞だってもともとは私の身体の中にいた細胞。
私が自分を粗末にしたせいで癌にしてしまったんだ。
今度は私が自分を治す番。
大丈夫。大丈夫。
必ず良くなる。
そこでふと頭の中に
岡本真夜さんの
tomorrowが流れ
改めて聴くと、とても元気と勇気をくれる素敵な曲でした。
丹野さんは
ラピスラズリの涙
これがとても深いから聞いてねと言われ
聴きました。
とても考えさせられる曲でした。
丹野さんにはかなわない。
病院での私の母です。
次の入院も一緒になるといいのになぁ。