ノリス・パッカード | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

ノリス・パッカード

声 - 市川治[11]
登場話数:第3~5・7・9・10話

個性的な髪型のジオン公国軍MSパイロット。階級は大佐。大恩あるサハリン家に絶対の忠誠を誓い、ギニアス・サハリン少将の元で副官を務める経験豊かな軍人。アプサラスの開発に没頭するギニアスを軍令面で補佐代行する。
高級将校クラスの地位にありながらMS・戦闘機の操縦技術も超一流で、黒いカスタムのノーマルスーツを着用して自ら出撃する事も多々。また部下からの信頼も篤く、その心には優しさと強さを秘め、アイナに対しては忠誠心以上の父性愛にも似た感情を寄せており、彼女のためならば自らの命も投げ出す覚悟を持つ。
第3話にて前線基地の視察に赴き、第08小隊の攻撃に遭遇。基地の06J陸戦型ザクIIで出撃。シローの陸戦型ガンダムと戦うが、水中戦に敗れてザクが中破し、撤退する。第4話では、アイナの操縦する「アプサラス」を護衛するためドップに搭乗。08小隊と遭遇し、シローの陸戦型ガンダムの攻撃で被弾損傷、アプサラスに援護されて撤退した。第7話では消息不明になったアプサラスとアイナを捜索するため再びドップに搭乗して出撃、ジェット・コア・ブースターを撃墜している。
第10話「震える山(前編)」では、鉱山基地防衛戦に於いて空襲するジェット・コア・ブースター部隊を相手に愛機のグフカスタムのヒートワイヤーを駆使した見事な空中戦を展開している。一旦補給に戻った際にケルゲレンの脱出を願うアイナの優しさを汲み取り、グフカスタムに再び搭乗し死を覚悟して単独で出撃する。鉱山基地砲撃のため、ケルゲレンの予定進路上にたまたま展開していた3機の量産型ガンタンクを破壊するべく、直衛の08小隊との戦闘に突入した。陸戦型ガンダム3機と量産型ガンタンク3機が相手という圧倒的不利な状況にもかかわらず、巧みに裏をかいて量産型ガンタンク2機を連続して撃破。文字通り鬼神の如き戦いを見せ、第08小隊を手玉に取った。その後シローの乗るガンダムEz8との一騎討ちとなり、一旦はヒートワイヤーからの電撃によって制御不能に追い込むも、パイロットがアイナの想い人であると知って動揺した隙を突かれ反撃を食らう。最後はビームサーベルを構えるEz8の懐に飛び込み、自らの機体に隙を作ることで残った量産型ガンタンクを見事撃破し、戦死を辞することもなく任務を全うするという壮烈な最期を遂げた。敵ながら見事なノリスの最期にシローも自らの敗北を認めざるをえず、彼の機体に向かって敬礼をしている。しかし、彼の願いが叶うことはついになかった。
小説版では部下2人を含めたグフフライトタイプ3機でビッグトレーを撃破する作戦を敢行。こちらも同じく最後はEz8のビームサーベルにコックピットを裂かれつつも、ヒートサーベルを投げつけビッグトレーを撃破した。
任務に忠実な誇り高い武人でありながらも、アイナに想い人がいる事を見抜いたり(「職業軍人の道を選ぶまでは」という台詞から多少の恋愛経験もある様子)、アイナから「親代わり」と言われてはにかんだりする等、意外な一面も見せた。また終盤の戦闘で見せた圧倒的強さも相俟って(サンダースも一目見て「こいつはエースだ」と警戒するほど)、キャラクターとしての人気も高い。
ノリス自身の人気も然る事ながら、彼がランバ・ラル以来絶えて久しかったグフに搭乗するエースパイロットであったことと、「震える山・前編」での八面六臂の活躍により、それまでOVA作品や戦記作品では主役同然に扱われていたザクやドムに比べ、今ひとつ陽の目を見なかった感のあるMSグフが再評価される一つの契機となり、ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』のライバルキャラクターである「荒野の迅雷」ことヴィッシュ・ドナヒュー中尉の乗機としてグフが登場したり、グフカスタムが漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では白く塗装され、ランス・ガーフィールド中佐専用機として、同じく漫画作品『機動戦士ガンダムMS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-』では、ナランソロンゴ・ボルドバヤル大尉専用機としてカスタマイズされた姿で登場するなど以降のシリーズではグフ(主にグフカスタム)をエース専用機として扱うことが多くなった。


以上、Wikiより。