windows版・戦国立志伝で、歴史イベントを作成して楽しんでいます。
イベント名:軍法戦術の妙を得たり
シナリオ:なし
繰り返し:なし
イベント概要:島津家久という男。
結果:なし。
条件:発生年月1567年9月一致。
[ 内容 ]
背景表示:人質解放
BGM再生:一陣の風
島津家久は正室の産んだ子ではなく、妾腹に産まれた子であり、またその母は高貴な身分ではなかった。
ある時、兄弟4人連れ立って、鹿児島吉野に馬追いを見に出かけた。
馬追いが終わった時、歳久は義久と義弘に語り掛けた。
島津歳久 「こうして様々な馬を見ておりますと、馬の毛色は大体が母馬に似ております。人間も同じでしょうね。」
義久は、歳久の言わんとする事を察し、こう述べた。
島津義久 「母に似る事もあるだろうが、一概にそうとも言い切れない。」
島津義久 「父親に似る馬もあるし、人間も同じようなものとは言っても、人間は獣ではないのだから、心の徳というものがある。」
島津義久 「学問をして徳を磨けば、不肖の父母よりも優れ、また徳を疎かにすれば、父母に劣る人間となるだろう。」
それからというもの家久は、昼夜学問と武芸に心を砕き、片時も無為に日々を過ごす事がなかった。
数年の内に、文武の芸は大いに優れ、知力の深いこと計りがたい程となり、四兄弟の能力の優劣もなくなったという。
祖父・島津忠良は、家久を、「軍法戦術の妙を得たり」と評している。
以上、Wikipediaより。
ごきげんよう!