ジージェネワールド、その13 | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

[ シナリオ攻略 ]
・B03 作戦は一刻を争う、クリア。
・B04 アルテミスの傘、クリア。

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[ ドズル・ザビ ]
ドズルは策略家だったギレンやキシリアとは異なる武人肌の人物であり、ザビ家の中ではもっぱら現場第一主義だった。

戦略的視野に欠けた司令官として批判されることもあるが、基本的に有能な指揮官であり、前線の兵士の事もきちんと考えていたため、部下にも敬愛されている。また、「俺は軍人だ。ザビ家の伝統を作る軍人だ」との言葉通り、基本的に軍事レベルでの立場に終始していたが、戦略と戦術の区別がついていた数少ない人間でもあり、連邦軍の戦力や兵器を過小評価したことはない。元士官学校校長という肩書きも持ち、「戦いは数だよ兄貴!」という発言等にその一端がうかがえる。

更に連邦側の反攻作戦である「V作戦」の危険性にいち早く気づき、地球降下作戦従事のためマ・クベに引き抜かれるところだったシャアに独立部隊を与えて調査に当たらせるなど先見の明に長ける。ソロモンが連邦軍のソーラ・システムにより危機に陥った際も、二射目を阻止するために早々に手を打ち、指揮官のティアンムを戦死させている。
だが、終生一軍人に徹したが故にそれぞれの派閥を作る親兄妹から孤立してしまい、ソロモンの危機に際しても、援軍を出したのはギレン一人で(それも未完成の試作モビルアーマー1機)、キシリアの援軍は到着せず、デギンもソーラ・レイの開発を政治家として嫌がり「父上はソロモンに落ちろと言うのか」と言われている。(それ以外の部分を見ても、どうも父デギンからはいささか疎まれているような描写が散見される)

陥落を予見し妻子を逃がしたのみならず、早々に放棄を決定し多くの将兵を逃がした。『THE ORIGIN』では兵の決死の労を称えつつ、これに「ギレン、キシリアが政治の対立で万余の将兵を見殺しにした」と激怒し、「あの政治被れ共は、いずれジオンを滅ぼす」と自身の死後を予言したかのような言葉を残している。

彼の指揮する宇宙攻撃軍の元にはシャア・アズナブル、シン・マツナガ、アナベル・ガトー、ランバ・ラルなど多くのエースパイロットが集まった。ザビ家においてはギレンやキシリアのように肉親をも手駒となす非情さを持たず、それ故にやがて孤立して戦いの中に散った悲劇の人とも言える。

『THE ORIGIN』では人間味のある部分が強調されており、サスロから「顔に似合わぬ人の良さが欠点」と指摘され、直後にサスロが爆殺されると叱られてばかりであった兄の死に激昂する、ルウム戦役では殿を務めた僚艦の撃沈に涙したり、戦役の終結時には全軍に「すべての戦死者への敬礼」を命じる描写がある。我が子の寝顔を見て「何億人ものミネバを殺した」と号泣したり、家族皆揃って過ごした昔を懐かしむなど、ザビ家では最も家族想いである。
ソロモン放棄時に非戦闘員を逃がす際もまずゼナと侍女たち女性をシャトルに移し、サスロがキシリアを叱責したときには取り成そうとしたり、概して女性には優しい。
また、ゲーム『ギレンの野望』では、ルウム戦役で捕虜になった敵将レビルに敬礼するシーンもあり、武人としての礼節を重んじる一面もあったようである。


以上、ピクシブ百科事典より。


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つづく。