http://ameblo.jp/tetu2gou/entry-10906125862.html
記事の続きです。
さて、食事を終えて、お店のご夫婦から
南相馬市の事を聞きました。
(1)まず、このお店の南側にある川が
原発から30kらしい・・・
と、言う事です。
今後、原発で異常があって避難地域が
拡大された時には、ここが境界線に
なると言う噂のようです。
行政からは何も言われていないく、
自分自身でネットを使って原発からの
距離を調べたそうです。
私も、原発から自宅までの距離を
調べました。
ただ、どこが起点になるのか疑問でした。
避難地域は円で囲まれていますね・・・
原発の敷地中心部が起点?
原子炉のある所が起点?
どこが起点なのか・・・
6号線の検問所を見て、ふと疑問が出たのです。
それを、別サイトで質問をしたら、
「そんな事の気になる神経が分からない。」
と、書かれちゃいました。
そのご夫婦や避難地域に隣接している人、
避難地域ギリギリの人は疑問に思って
いるらしいです。
数メートルの違いで、避難地域になった、
避難地域から外れたという話は
話題になっているようです。
(2)一時、南相馬市の住民が全員
避難した時期がありました。その時、
パスタのご夫婦は、山形に
避難をしたそうです。鹿島区は
避難地域には入っていませんが、
安全を考えて戻ってきていない住民が
多いそうです。そして、戻ってきた住民でも
緊急時に備えて、山形などに避難できる
住宅を借りている人がいるそうです。
(3)小高区ですが、6号線近くまで
津波が来たそうです。
(4)原町区にある高校ですが、
震災や原発事故の影響で、相馬市に
分散と言う形で授業をしているそうです。
(5)原ノ町駅近くに、原ノ町運輸区があります。
そこの職員さんは、現在、代行バスに
関する仕事をしています。
「最悪、水戸に転勤かなあ・・・」
と、言う人もいるそうです。
常磐線ですが、岩沼-坂元までが
仙台支社で、新地-藤代が水戸支社に
なります。
(7)避難地域にある会社などで、
南相馬市以外に支店・工場がある企業は、
企業が別の場所に移っているので、
家族が離れ離れになって困っている人が
多いそうです。
原発事故で会社が存続できなくなり、
仕事を求めて南相馬市を離れていく人も
多いそうです。
他にも、いろいろな苦悩に遭遇しています。
早く、原発が安定して、故郷に戻れる
ように祈るだけです。
「パスタ」を出て、近くにある
JR常磐線・鹿島駅に向かいました。
次回以降に続きます。