さて
このお宿。
見るからにマニアな雰囲気です。
鉄ちゃんと鉄子の宿という看板を掲げ
一般人には近寄り難いかもしれません。
バリアフリーとは言えない入口の階段を駆け上り
踏切や信号機がお出迎えしてくれます。
実は元々は国鉄時代に保養所として作った建物を改築。
昭和20年代の建物なので古さは目立ちます。
部屋からは
電車も見えて
俗に言う「トレインビュー」です。
館内はアチコチに鉄グッズがあり
左側が客室だけど
部屋番号が列車名になってます。
奥の部屋は模型コーナーになってます。
展示されてる品々は
常連さんから寄贈して貰ったり
現場から流れてきたり
様々です。
雑誌類もハンパ無い量!!!
全てを読破するのはムリなので特集記事で興味ある分野を選び部屋に戻ります。
因み私達しか宿泊客が居ないので貸し切り!!!
模型も本もDVDも好きなだけ楽しんで~
との事でした。
実はこの旅館には
食事や入浴はコチラで済ませます。
本館と鉄宿とは繋がって無いので最初の階段を利用するしか無いんです。
旅館なので食事はバイキングとかじゃなく
苦戦するかと思いきや
案外と食べれる食材も多く完食でした。
館長に鉄宿の経緯を聞くと
元々は先代が渋々国鉄から無償で譲ったけど
古い故に本格改築してもモトが取れないんじゃ、、、
と思案していたら
タマタマ地元の「鉄」の人が
「トレインビューな宿としたら」と打診され
「そんな客層があるかいな?」
と半信半疑で始めグッズを揃えたりしてると
クチコミやネットでの情報で結構な反響だそうで
昨日まで連休中は満室だったそうです(確かにネットの空室情報は無かったけ)
今では夏休みや盆の予約も入り始めてるそうです。
本格的に暑くなる前の方が良いかも。
だってエアコンも無いし
虫も出るので
快適さを求める人は少し寒い今時期の方が良いです。
(ストーブは部屋にあるので)