2017年9月14日
昨日は広島県の可部駅より自家用車で帰路へと付きました。 途中で色々な事も
行ったので、ゆっくりと高速道路に進み、14日の早朝に敦賀インターを降りました。
敦賀インターからは北陸本線の廃線区間の通称杉津線を自家用車で訪問するこ
とにします。 北陸本線の廃線区間は自動車道として残っていて、廃駅跡も残って
いるようなので、その風景は一度は見てみたいと思っていました。
敦賀インターを出て国道476号に入っていきます。
樫曲斜坑トンネル
途中国道から少し離れた一般道に入ると「北陸トンネル樫曲斜坑トンネル」の入口
看板があります。 北陸本線の廃線区間とは直接は関係は無いですが、チョット気に
なる場所です。
新保駅
北陸自動車道と並行した国道476号線沿いに、記念碑と案内板が設置されています。
新保駅はスイッチバックの駅として広大な駅だったようですが、現在は駅の名残などは
見る事はできません。
近代化遺産周遊ルート
国道476号線沿いに「近代化遺産周遊ルート」の看板が設置されていますので、
国道から細い道へと入っていきます。 しばらくは北陸自動車道沿いの道を進んで
いきます。
最初の葉原トンネルには信号機が設置。 葉原トンネルの近辺は北陸本線の
葉原信号所があった場所だと思われますが、信号所の名残は見られません。
待ち時間は5分とチョット長めです。その後も何機かの信号がありますが、一番
長い時間の信号機でした。
杉津パーキング
北陸自動車道の杉津パーキング(上り)に立寄ります。 チナミにぷらっとパークが
ありますので、高速自動車道に入らなくとも、一般道から車を停車して入れます。
杉津パーキング(上り)のエリアは、元の杉津駅の跡地に造られました。
駅の名残は無いですが、壁の絵や説明板があります。
杉津パーキング(上り)に立寄ったならば、少し足を伸ばしで杉津パーキング(下り)
にも立寄りましょう。 チナミに、パーキング(下り)ですが、場所は相当高い位置に
あるので、道路は急な坂道を上ることとなります。
杉津パーキング(下り)からは敦賀湾の景色が一望できます。 展望台には「恋人
の聖地 ハートロック」と銘うち、鍵が沢山付けられています。
山中信号所
古くから、近畿圏と北陸・東北を結んだ山中峠に到着します。 山中峠にはスイッチ
バックの山中信号所がありました。 チナミに、ハイキングコースもあるようです。
山中信号所の場所には案内板が設置され、レールは撤去されてはいますが、跡地
は残っています。
案内板の写真を見ると、信号所があった頃とは周囲の風景が全く異なっています。
しかし、周囲が開発されず人里から離れているので、鉄路のあった頃の様子を一番
残している場所と思われます。
大桐駅
山中信号所より進むと、大桐の集落に到着します。 大桐集落を抜けると大桐駅
の跡地があります。 ホーム跡には案内板が見られます。
駅名標式の跡地名と大桐駅の経歴板からはスイッチバック駅だった事も判ります。
D51の動輪が展示されています。 チナミに、南今庄駅から徒歩でも訪問が可能
だと思えますので、列車待ち合わせ時間に余裕がある方は訪問しては・・・(°∀°)b
南今庄駅
南今庄駅は北陸トンネルが出来た事で、大桐駅の代替駅として開業した駅なので、
集落からは少し離れています。 その故に、秘境駅とも呼ばれています。
北陸本線の廃線区間である杉津線の訪問は以上です。 尚、敦賀駅から木ノ本駅
を結んだ廃線区間の柳ヶ瀬線にも訪問したいとは考えています。 この後は帰路に
付きますが、もう一つの廃線跡を見に行きますが、その様子は次回に・・・(^∇^)