駅弁の楽しみ (第二十六回) | テツ浪人の旅姿

テツ浪人の旅姿

鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

鉄道の楽しみ「駅弁編」も九州地区へと入ります。 九州地区の駅弁にも

一時は陰りを感じた時期がありましたが、JR九州のイベント列車の増加

九州新幹線の開業後は、面白い駅弁も増えたような感じがします。

 

折尾駅

かしわめし  650円

鹿児島本線折尾駅には、大正期の木造駅舎が残っていましたが、現在

は改装工事でなくなってしまいました。

木造駅舎では駅弁販売店なども改札横にありましたが、仮駅舎では改札

横に仮販売店などで駅弁を販売しています。

鹿児島本線のホームでは立売の販売を行っていることで知られています。

 

東築軒の「かしわめし」は、ご飯の上に、鳥そぼろ・金糸玉子・のりがのっ

ています。 東築軒の「かしわめし」には副菜が付いたチョット量の多い

タイプも販売しています。

 

九州には多種類の「かしわめし」が販売していますので、他の「かしわめし

との違いを比べるのも楽しいかと思います。

 

有田駅

有田焼カレー  1500円

佐世保線松浦鉄道の接続駅、有田駅へは「JR最長片道きっぷ」の旅で

寄道して松浦鉄道に乗車するために訪問しました。 

有田駅の待合室内のキヨスクで駅弁が販売されています。

 

有田は陶磁器で知られた町です。 駅弁の器は有田焼です。

10時頃からの販売で、販売直後の器は暖かいです。

チーズが乗ったカレーは、他には味わったことが無い駅弁でした。

但し、駅弁ですがカレーの臭いが少し強いので、車内で食するのは少々

控えた方が良いと思えました。 

 

新八代駅

鮎屋三代   1100円 

九州新幹線の駅、新八代駅の改札口横の待合室にあるキヨスクで駅弁

を販売しています。

 

鮎屋三代は、天然の鮎を使った出汁で炊いた御飯に、鮎の甘露煮が乗っ

ています。 鮎は柔らかく、頭から簡単に食べれました。

チナミに、在来線の八代駅でも購入できますが、JR八代駅ではなく、肥薩

おれんじ鉄道八代駅の駅事務所で販売しています。

 

人吉駅

鮎ずし   900円 

肥薩線人吉駅は、「SL人吉号」「いさぶろう・しんぺい号」の起点駅とし

て、観光列車への乗降客が多い駅となっています。

駅弁は待合室の売店で販売していますが、ホームでの立売も行われて

います。

 

鮎ずし、酢飯の上に開きになって酢でしめた鮎が一匹が乗っています。

チョット小骨も残る鮎です。

鮎が苦手な方は、名物駅弁「栗めし」もお勧めです。

 

はやとの風車内販売

百年の旅物語かれい川  1000円 

開業当時の木造駅舎が残っていて有形文化財に登録されている嘉例川

で、土・日限定で販売されている駅弁です。

但し、観光特急列車「はやとの風」の車内販売もされていました。

 

椎茸と竹の子の炊き込みご飯に、紅さつまいもの天ぷら。 さらに椎茸と竹

の子を混ぜ込んだ嘉例川コロッケ、千切り大根とこんにゃくの煮物などが

乗っている駅弁で、鹿児島の味が楽しめる駅弁です。

 
ゆふいんの森車内売店


ゆふいんの森弁当    1200円 

観光特急列車「ゆふいんの森」号の車内販売専用駅弁です。

運良く指定席が確保できましたので、乗車時に購入できました。

 

白米に野菜を中心にしたヘルシーな駅弁です。 季節などで内容が変更

しているようです。

 

是非とも「地元で食してほしい駅弁」の紹介は今回で終了となります。

今後も紹介していない駅弁を随時掲載していきます。