「鉄道の楽しみ」で、この駅で食べる駅弁は関西編の3回目です。
近畿圏の日本海側には大手の駅弁も無く、ローカル色が濃い駅弁となって
いますが、列車の高速化が進む中で駅弁も少なくなっている感じです。
(価格は消費税5%時代のものなので、変更されていると思えます)
し特急列車も停車する駅です。 ホームには駅そば店を兼ねた売店があり
ますが、先日訪問した時には閉ざされていたので、閉店したかもしれません。
駅の改札口・待合室・キオスクが2階にあり、1階の喫茶店で駅弁を販売して
兵庫県では神戸ビーフと並び但馬牛も知名度が高い牛肉です。
白米の上にすき焼き風の牛肉が乗っていて、但馬地方の名物「黒豆」も
入っています。和田山駅には釜飯風の駅弁もあるようですが、予約制と
なっているので、チョット手に入れるには苦労するようです。
車及び終着駅となっている駅です。 殆どの普通列車も浜坂駅で乗換え
となります。 駅の待合室には売店があり、駅弁も販売していました。
店舗があり、お土産品や飲食品と合わせて駅弁も販売しています。
浜坂名物かに寿し 900円
冬場は「カニ・カニ列車」も運行される松葉カニの産地なので、駅弁も蟹を
利用した駅弁です。 蟹のちらし寿司の上に蟹の身が乗っています。
余部鉄橋物語 1000円
浜坂駅の近く、余部鉄橋の画像が掛紙となった駅弁です。
今では見られなくなった鉄橋の写真は貴重です。 駅弁は幕の内風で蟹ち
らし寿司や地産の焼魚などが入っています。
列車本数は少ない駅ですが、浜坂駅の駅舎横には鉄道グッズや余部鉄橋
の資料が展示されている「鉄子の部屋」と言う資料館、駅前には足湯の施設
がありますのでゆっくりできる駅となっています。
豊岡駅は山陰本線と北近畿タンゴ鉄道が乗入れいますが2011年に
は新駅舎に改装されJRは橋上駅となっています。 北近畿タンゴ鉄道
は新駅舎とは別に独立した待合室となっています。
1階にはキオスクと駅弁販売店[たで川]が入居していましたが、[たで川]
は新駅舎完成後半年程で閉店してしまいました。
なので、今回紹介する駅弁は現在は幻の駅弁となっています。
但馬名物かにずし 920円
蟹のちらし寿司の上に蟹の身が乗っています。
玄さんの但馬牛ちらし 1050円
豊岡市のゆるキャラの「玄さん」をモチーフにした器に入っています。
寿司飯の上に錦糸玉子と但馬牛の肉が乗っているのはチョット珍しいかな?
チナミに、「玄さん」は豊岡市の玄武岩が元になっていますが、テツの方な
ら玄武洞駅がありますので、判りますヨネ。
現在は販売されていない駅弁は、旧豊岡駅では駅弁は立売されていました
のがチョット懐かしいです。