ブログを開始し3年程経過しました。 鉄道の乗車記録としての掲載を中心に
行ってきましたが、自分が下車した駅を再度見直したいと思い、不定期に
なると思いますが、「日本※※駅」として「日本一の※※駅」「日本最※※駅」
などと誇示付け駅を紹介したいと思います。
第一回目は土合駅です。
群馬県の最北端駅となる土合駅には、2007年8月に訪問しました。
7月に「新潟中越沖地震」が発生した影響で、北越急行にも「青春18きっぷ」で乗車できる特別措置が行われていましたので、自宅から日帰りで訪問することにしました。
土合駅は谷川岳への玄関駅で、周囲は山に囲まれ民家などは無い秘境駅です。
上り列車で下車したのは私1人だけで、利用客の少なさが感じられます。
山小屋風の三角屋根の大きな駅舎は「関東の駅百選」にも選定されています。
訪問時には駅舎修復工事が行われていました。
土合駅は無人駅で、自動券売機や乗車駅証明書発券機などは設置されていませんが、
昔は乗降客が多かったと思える、広い改札口や待合室となっています。
「日本一のモグラ駅」と言われる土合駅ですが、モグラ駅は下りホームだけで、上りホームは
地上にある普通の駅です。 片面ホームですが元島式ホームを踏切で結んだ名残が見られます。
上りホームにはJR東日本仕様の駅名標と国鉄風の駅名標に海抜が表記されています。
土合駅の下りホームはトンネルの中に片面ホームとなっています。 ホームにはプレハブ式の
待合室が設置されています。 真夏に訪問しましたが、とても涼しいホームでした。
ホームから階段の登り口には、ようこそ「日本一のモグラ駅」へと案内板が設置されています。
階段には一段ずつ数字が記載されています。 最上段には階段の終りを示す明かりが小さく
見えます。 階段の横にはエスカレータが設置可能な空間はありますが、現在は湧水が流れ
階段の中間地点には「ここが階段のまん中です」と表記され、ベンチが設置されています。
階段を登り終え、通路を歩くと「お疲れさまでした (階段462段) 」とガラスに書かれてい
ますが、よく読むと「改札出口まで後143メートル 階段2ヶ所で24段です。 がんばって
ください。 」と少し疲れるが出るメッセージにもなっています。
ホームから改札口までは約10分と記載されていますが、それ以上の時間が必要でした。
階段の登りは、スゴークきつ~いです。 (。>0<。)
最近は土合駅も有名になりましたので、モグラ駅の存在を知る人も多く
なりました。 上越線ではダイヤの薄い区間の駅なので、訪問するには少し
大変な駅だと思えますが、一度は「日本一のモグラ駅」の462段(改札口迄
は486段)の階段を経験してみてはいかがでしょうか?
v(^-^)v